かざ-きり [0][4] 【風切り】 （１）船上で風向きを知るために立てる旗。 （２）桟瓦葺(サンガワラブ)きの切妻屋根で，螻羽(ケラバ)の内側に棟から軒まで一列または二列に並べた丸瓦。 （３）「風切羽(カザキリバ)」の略。

かざきり-ば [4] 【風切羽】 鳥の両翼の後縁にあって，飛ぶ時に風を切る長くて強い羽毛。かざきり。かざきりばね。

かさぎ-れんが [4] 【笠着連歌】 中世以降，長く北野天満宮や太宰府天満宮などで行われた連歌の一体。特定の連衆のほかに，往来の誰でもが笠を着けたままで，座に加わったという。花の下(モト)連歌の遺風といわれる。伊勢神宮の法楽連歌などにあった。

か-さく [0] 【仮作】 （名）スル 事実とは異なる状況などを仮に組み立てること。また，組み立てたもの。虚構。

かさく-ものがたり [6] 【仮作物語】 虚構の物語。作り物語。

か-さく [0] 【佳作】 （１）優れた作品。 （２）入選作に次ぐよい作品。「選外―」

か-さく [0] 【家作】 （１）人に貸して収入を得るために持っている家。貸し家。 （２）家を作ること。また，その家。

か-さく [0] 【歌作】 （名）スル 短歌を作ること。またその作品。

か-さく クワ― [0] 【寡作】 （名・形動） （芸術家が）少ししか作品を作らない・こと（さま）。 ⇔多作 「―な画家」

かざ-ぐすり [3] 【風薬】 「かぜぐすり（風邪薬）」に同じ。

かざ-くち [0] 【風口】 〔「かざぐち」とも〕 （１）風の吹き入る口。 （２）立烏帽子(タテエボシ)で，頭より後方に突き出た部分。

――の蝋燭(ロウソク) 消えやすいこと。はかないことのたとえ。