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かざし-の-はな 【挿頭の花】🔗🔉

かざし-の-はな 【挿頭の花】 (1)髪や冠にさす花や草葉。 (2)舞人や陪従(ベイジユウ)の冠にさす造花。儀式や官位によって定まったものを用いた。

かざし-の-わた 【挿頭の綿】🔗🔉

かざし-の-わた 【挿頭の綿】 踏歌(トウカ)の舞人が冠の上につける綿の造花。

かざし [0] 【翳し】🔗🔉

かざし [0] 【翳し】 (1)頭上に掲げて,覆ったり陰を作ったりすること。また,その物。 (2)能で,扇を高くかざす型。遠くを見る表現などに使う。翳し扇。 (3)(「」と書く)外からの視線をさえぎるために設けた塀や,塀の外の樹木・土手など。城や武家屋敷・御所などに見られる。 (4)「翳し文句(モンク)」の略。

かざし-ことば 【翳し詞】🔗🔉

かざし-ことば 【翳し詞】 正月三が日の間,使用を忌み嫌い,呼び替えていう語。特に俳諧において用い,「鼠」を「よめが君」,「雨」を「おさがり」とする類。

かざし-の-は 【翳しの羽】🔗🔉

かざし-の-は 【翳しの羽】 ⇒翳(サシバ)

かざし-もんく 【翳し文句】🔗🔉

かざし-もんく 【翳し文句】 謡曲中の文句が当座に差し障りがある時,その部分を別の文句に替えて謡うこと。また,その文句。かざし。

かざ-しお ―シホ [0] 【風潮】🔗🔉

かざ-しお ―シホ [0] 【風潮】 台風などで海から陸に向かって吹きつける強風によって海の水位が高まる現象。

かさ-じころ [3] 【笠錏】🔗🔉

かさ-じころ [3] 【笠錏】 扁平に開いて,笠状になっている兜(カブト)の錏。中世に用いられた。

かざししょう ―セウ 【挿頭抄】🔗🔉

かざししょう ―セウ 【挿頭抄】 語学書。富士谷成章(ナリアキラ)著。三巻。1767年成立。語を名(ナ)(体言)・装(ヨソイ)(用言)・挿頭(カザシ)(感動詞・代名詞・接続詞・副詞・接頭語など)・脚結(アユイ)(助動詞・助詞・接尾語など)に分類し,挿頭の各語の意味・用法を説明する。 →脚結抄(アユイシヨウ)

かさ-じぞう ―ヂザウ 【笠地蔵】🔗🔉

かさ-じぞう ―ヂザウ 【笠地蔵】 昔話の一。年越しの夜に,雪中の六地蔵に笠をかぶせてやった貧しい爺に,地蔵が米や金を持ってきてくれるというもの。

大辞林 ページ 141043