複数辞典一括検索+

かさね 【累】🔗🔉

かさね 【累】 怪談の主人公。下総国羽生(ハニユウ)村の百姓の妻。嫉妬深い醜婦で夫に殺され,死後一族にたたったという。この話を脚色したものに歌舞伎「伊達競阿国戯場(ダテクラベオクニカブキ)」,清元「色彩間苅豆(イロモヨウチツトカリマメ)」などが有名。

かさ・ねる [0] 【重ねる】 (動ナ下一)[文]ナ下二 かさ・ぬ🔗🔉

かさ・ねる [0] 【重ねる】 (動ナ下一)[文]ナ下二 かさ・ぬ (1)物の上に(同種の)物をさらにのせる。「本を何冊も―・ねる」「セーターを―・ねて着る」 (2)同じことを何度も繰り返す。「稽古を―・ねる」「失敗を―・ねる」「交渉を―・ねてやっと妥結にこぎつける」「犯行を―・ねる」「年を―・ねて今日還暦を迎えました」 〔「重なる」に対する他動詞〕 [慣用] 馬齢を―・枕を―

カサノーバ Giovanni Giacomo Casanova🔗🔉

カサノーバ Giovanni Giacomo Casanova (1725-1798) イタリアの文人。その名を不朽にした恋と冒険の記録「回想録」は,貴重な風俗資料でもある。

かさのした 【笠の下】🔗🔉

かさのした 【笠の下】 狂言「地蔵舞(ジゾウマイ)」の別名。

かさ-の-だい 【笠の台】🔗🔉

かさ-の-だい 【笠の台】 〔笠をのせる台の意〕 頭(アタマ)。

――が飛・ぶ🔗🔉

――が飛・ぶ (1)首を斬られる。 (2)免職になる。

――の生き別れ🔗🔉

――の生き別れ 斬られて,首と胴とが別々になること。

かさ-の-ゆき [1] 【笠の雪】🔗🔉

かさ-の-ゆき [1] 【笠の雪】 笠の上に降り積もった雪。重いもののたとえにもいう。

かさ-のり [2] 【傘海苔】🔗🔉

かさ-のり [2] 【傘海苔】 緑藻類カサノリ目の小形の海藻。南西諸島の浅海や潮だまりに群生。体は単細胞で,傘・柄・仮根に分化。傘は径約1センチメートルで,鮮緑色。遺伝の研究材料などに使われる。 傘海苔 [図]

かさ-はぐるま [4] 【傘歯車】🔗🔉

かさ-はぐるま [4] 【傘歯車】 円錐台の外側または内側に歯を切った歯車。二軸の延長線が交わる場合に用いる。 →歯車

かざ-はな [0] 【風花】🔗🔉

かざ-はな [0] 【風花】 〔「かざばな」とも〕 (1)晴天にちらつく小雪片。降雪地から風に吹かれて飛来してくる小雪。[季]冬。 (2)冬の初め頃に,風がさっと吹き,雪や雨がぱらつくこと。「―のうちは居つづけ煮えきらず/柳多留拾遺」 (3)「風(カザホロシ)」に同じ。

大辞林 ページ 141050