かざり-し [3] 【飾り師・錺り師】 「飾り職(シヨク)」に同じ。

かざり-しょく [3] 【飾り職・錺り職】 金属を加工し，装身具や家具・建築物の飾り金具など細かい細工物を作る職人。飾り師。飾り屋。

かざり-ずみ [3] 【飾り炭】 茶道で，新年の床飾りに用いる木炭。邪気を避けるとされる。

かざり-せっちん [4] 【飾り雪隠】 「砂雪隠(スナセツチン)」に同じ。

かざり-だけ [3] 【飾り竹】 新年の門松に添えて立てる竹。

かざり-たち [3] 【飾り太刀】 平安時代以降，兵仗勅許の公卿が用いた儀仗用の太刀。奈良時代の唐太刀(カラダチ)を模し，飾り金具を多用した華麗なもの。かざたち。 飾り太刀 [図]

かざり-たち-だい [5] 【飾り太刀代】 内宴・節会(セチエ)などの儀式で，飾り太刀の代わりにつけた儀式用の太刀。

かざり-だな [0] 【飾り棚】 （１）美術品などを飾るための棚。 （２）商品を陳列する棚。ショー-ケース。

かざり-つけ [0] 【飾り付け】 （１）かざりつけること。「会場の―」 （２）商品を陳列すること。

かざり-なわ ―ナハ [3] 【飾り縄】 新年に，家の門や玄関などに張る注連縄(シメナワ)。

かざり-ぬい ―ヌヒ [3][0] 【飾り縫い】 装飾のために表から縫った縫い目。

かざり-ばな [3] 【飾り花】 （１）祭礼の時などに，軒先の提灯(チヨウチン)に飾る造花。 （２）「薬玉(クスダマ){（２）}」に同じ。

かざり-ばやし [4] 【飾り囃子】 「松囃子(マツバヤシ)」に同じ。

かざり-ひばし [4] 【飾り火箸】 茶の湯で，台子(ダイス)・長板の総飾りの時に杓(シヤク)立てに飾る火箸。真鍮(シンチユウ)・銀などで作られる。