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かじ・る [2] 【齧る】 (動ラ五[四])🔗⭐🔉
かじ・る [2] 【齧る】 (動ラ五[四])
(1)かたいものの一部を,少しずつ歯でかんで削り取る。「リンゴを―・る」
(2)ある分野の勉強を始めてすぐにやめてしまう。「ロシア語を少し―・りました」
[可能] かじれる
[慣用] 親の臑(スネ)を―/石に齧り付いても
かじ-ろうどう ―ラウドウ [3] 【家事労働】🔗⭐🔉
かじ-ろうどう ―ラウドウ [3] 【家事労働】
家庭内でなされる炊事・掃除などの家事を,労働として把握するとき用いられる概念。育児・介護などを含む場合もある。マルクス主義フェミニズムは,家事労働が,労働力再生産という資本にとって不可欠の労働でありながら,家庭内の私的労働として主として女性の手により無償で行われていることに,現代の男性支配の根拠を見出だす。
かしわ カシハ [0]🔗⭐🔉
かしわ カシハ [0]
鶏の肉。もと,茶褐色をした和鶏およびその肉をさした。「―鍋(ナベ)」
かしわ カシハ [0] 【柏・槲・
】🔗⭐🔉
かしわ カシハ [0] 【柏・槲・
】
(1)ブナ科の落葉高木。山地や寒地の海岸に生える。葉は倒卵形で,波状の大きな鋸歯がある。雌雄同株。五月に葉とともに開花し,雄花は長い尾状花序をなして下垂し,雌花は少数ずつつく。実はどんぐり状の堅果。樹皮を染料とし,葉は大きく古来食物を包むのに用いる。カシワギ。モチガシワ。
(2)「柏餅」の略。
(3)家紋の一。柏の葉を図案化したもの。
(4)飲食物を盛るための木の葉。食器。「大御酒の―を握(ト)らしめて/古事記(中訓)」
柏(3)
[図]
】
(1)ブナ科の落葉高木。山地や寒地の海岸に生える。葉は倒卵形で,波状の大きな鋸歯がある。雌雄同株。五月に葉とともに開花し,雄花は長い尾状花序をなして下垂し,雌花は少数ずつつく。実はどんぐり状の堅果。樹皮を染料とし,葉は大きく古来食物を包むのに用いる。カシワギ。モチガシワ。
(2)「柏餅」の略。
(3)家紋の一。柏の葉を図案化したもの。
(4)飲食物を盛るための木の葉。食器。「大御酒の―を握(ト)らしめて/古事記(中訓)」
柏(3)
[図]
かしわ-ぎ カシハ― [0] 【柏木】🔗⭐🔉
かしわ-ぎ カシハ― [0] 【柏木】
(1)カシワの木。
(2)皇宮守衛の任に当たる兵衛・衛門の官の異名。
〔柏の木には葉守(ハモ)りの神が宿るという言い伝えによる〕
かしわ-ぎ-の カシハ― 【柏木の】 (枕詞)🔗⭐🔉
かしわ-ぎ-の カシハ― 【柏木の】 (枕詞)
「もり(森)」「もる(洩)」にかかる。柏の葉が茂るからとも,また柏の木に葉守(ハモ)りの神が宿るからとも,また歌枕「柏木の森」からともいう。「ほととぎす忍ぶる物を―もりても声の聞えけるかな/新古今(恋一)」
〔「柏木の森」は大和国または近江国の歌枕とされるが,実在したかどうか不明〕
大辞林 ページ 141107。