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かたわら-め ―ハラ― 【傍ら目】🔗⭐🔉
かたわら-め ―ハラ― 【傍ら目】
(1)傍らから見える姿。そばめ。横顔。「―言ひ知らずなまめかしう見ゆ/源氏(賢木)」
(2)すがめ。斜視。[名義抄]
かたわら-いた・し カタハラ― 【傍ら痛し】 (形ク)🔗⭐🔉
かたわら-いた・し カタハラ― 【傍ら痛し】 (形ク)
(1)傍らで見ていて,気の毒だ。いたたまれない気がする。心苦しい。はらはらする。「簀の子は―・ければ,南のひさしに入れ奉る/源氏(朝顔)」
(2)そばで見ていて苦々しい。はたで聞いていて笑止だ。「大方差し向かひてもなめきは,などかく言ふらむと―・し/枕草子 262」
(3)傍らの人が自分をどう思うだろうと考えると,恥ずかしい。きまりがわるい。「―・く心の鬼出で来て,いひにくくなり侍りなむ/枕草子 135」
→片腹(カタハラ)痛い
かたわら-ぐる・し カタハラ― 【傍ら苦し】 (形シク)🔗⭐🔉
かたわら-ぐる・し カタハラ― 【傍ら苦し】 (形シク)
傍らにいていたたまれない。心苦しい。気の毒である。「いかに聞き給ふらむ,―・しげなり/栄花(松の下枝)」
かたわら-さび・し カタハラ― 【傍ら寂し】 (形シク)🔗⭐🔉
かたわら-さび・し カタハラ― 【傍ら寂し】 (形シク)
そばにいるべき人がいなくて何となくもの寂しい。独り寝でもの足りない。「げに―・しき夜な夜なへにけるも/源氏(若菜上)」
かたわら-な・し カタハラ― 【傍ら無し】 (形ク)🔗⭐🔉
かたわら-な・し カタハラ― 【傍ら無し】 (形ク)
比べるものがない。「人がらも―・きやうに物し給ふにも/源氏(若菜上)」
かた-われ [0][4] 【片割れ】🔗⭐🔉
かた-われ [0][4] 【片割れ】
(1)仲間の一部。「盗賊の―」
(2)器などの割れた一片。また,ひとそろいのものの一部。
(3)分身。「清をおれの―と思ふからだ/坊っちゃん(漱石)」
かたわれ-づき [4] 【片割れ月】🔗⭐🔉
かたわれ-づき [4] 【片割れ月】
半月。弓張り月。弦月。
か-たん [0] 【下端】🔗⭐🔉
か-たん [0] 【下端】
(1)物の下の方のはし。
⇔上端
(2)〔数〕「下限」に同じ。
か-たん [0] 【荷担・加担】 (名)スル🔗⭐🔉
か-たん [0] 【荷担・加担】 (名)スル
(1)〔(2)が原義〕
仲間に加わって助力すること。「陰謀に―する」
(2)荷物を背負うこと。「三種の神器を自ら―して/太平記 18」
大辞林 ページ 141230。