複数辞典一括検索+

かた-わかち 【方分かち】🔗🔉

かた-わかち 【方分かち】 歌合わせなどで,左右両方に分かれること。また,そのようにして勝負すること。かたわき。「忍びて新院と御―のことし給ふ/増鏡(あすか川)」

かた-わき [0][4] 【片脇】🔗🔉

かた-わき [0][4] 【片脇】 (1)かたわら。片隅。 (2)片方のわき腹。横腹。 (3)中心地から離れた所。いなか。場末。「小庭・―などに出で来る能は/花鏡」

かた-わく [0] 【型枠】🔗🔉

かた-わく [0] 【型枠】 コンクリートを所定の形に打ち込むための仮設の枠。コンクリートが硬化すると外す。

かたわく-こう [0] 【型枠工】🔗🔉

かたわく-こう [0] 【型枠工】 型枠の組み立てから除去までの作業を行う技能労働者。

かた-わ・く 【方分く】🔗🔉

かた-わ・く 【方分く】 ■一■ (動カ四) (1)歌合わせ・競べ馬・相撲などで,左右の組に分かれる。別々になる。「三条太政大臣左右に―・きて/後拾遺(秋上詞)」 (2)区別する。けじめをつける。「かく御心少しづつは―・かせ給へれど/栄花(殿上の花見)」 ■二■ (動カ下二) 別々に分ける。「梅と桜の造花(ツクリ)百人づつ―・けて振りかたげ/浄瑠璃・国性爺合戦」

かた-わら ―ハラ [0] 【傍ら・旁・側・脇】🔗🔉

かた-わら ―ハラ [0] 【傍ら・旁・側・脇】 (1)端に片寄った所。はし。わき。「森の―に泉がある」「道の―で休む」 (2)すぐ近くのあたり。そば。「母屋の―に茶室を建てる」 (3)(接続助詞的に用いて)…しながら,また一方で。「勤めの―,絵をかく」「勉強に精出す―,体も鍛える」 (4)〔(3)から転じて〕 (副詞的に用いて)ある動作をしながら,また一方で。「関西に旅行し,―旧友を訪ねる」 (5)物の横側。脇腹(ワキバラ)。「大蛇頭毎に各石松あり。ふたつの―に山あり/日本書紀(神代上訓)」

――に人無きが如(ゴト)し🔗🔉

――に人無きが如(ゴト)し 〔「傍若無人(ボウジヤクブジン)」の訓読み〕 そばに誰もいないかのように,人を無視して勝手に振る舞う。

かたわら-ざま ―ハラ― 【傍ら方】🔗🔉

かたわら-ざま ―ハラ― 【傍ら方】 わきの方。「にはかに―にふと寄りたれば/宇治拾遺 11」

大辞林 ページ 141229