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かっ [1] (感)🔗🔉

かっ [1] (感) 禅宗で,修行者の迷いや誤りをしかりつけたり,悟りに導いたりする時に師が発する語。 →かつ(喝)(2)

かっ (接頭)🔗🔉

かっ (接頭) 〔接頭語「掻き」の転〕 動詞に付いて,その動作の勢いを強める意を表す。「―とばす」「―ぱらう」

かつ 【勝つ】🔗🔉

かつ 【勝つ】 〔動詞「勝つ」を名詞に用いたもの〕 歌合(ウタアワセ)などで,相手に勝つこと。「左―になりぬ/源氏(絵合)」

――に乗・る🔗🔉

――に乗・る (1)勝って勢いがつく。勝ちに乗ずる。「寄方まけ色になりければ為義・為朝―・つて責めたたかふ/保元(中)」 (2)得意になってつけあがる。図に乗る。「おのれは―・つて,そのつれな事をいふか/狂言・髭櫓」

かつ 【勝】🔗🔉

かつ 【勝】 姓氏の一。

かつ-かいしゅう ―カイシウ 【勝海舟】🔗🔉

かつ-かいしゅう ―カイシウ 【勝海舟】 (1823-1899) 江戸末期の幕臣・政治家。名は義邦(ヨシクニ),のち安芳(ヤスヨシ)。通称,麟太郎。海舟は号。江戸の人。蘭学・兵学に通じ,蕃書翻訳所に出仕。1860年咸臨(カンリン)丸を指揮して太平洋を横断。64年海軍奉行。西郷隆盛と会見して江戸城明け渡しに尽力。維新後海軍大輔・枢密院顧問。著「海軍歴史」「吹塵録」「氷川清話」など。

かつ-やすよし 【勝安芳】🔗🔉

かつ-やすよし 【勝安芳】 ⇒勝海舟

かつ クワツ [1] 【活】🔗🔉

かつ クワツ [1] 【活】 (1)生きること。「死中に―を求める」 (2)柔道などで,気絶した人の意識を取り戻させる方法。 (3)勢いがよいこと。いきいきとしていること。「気象も頗る―の方なるゆゑ/当世書生気質(逍遥)」

――を入・れる🔗🔉

――を入・れる (1)気絶した人の息を吹き返させる。 (2)刺激を与えて,気力を起こさせる。「沈滞したムードに―・れる」

大辞林 ページ 141246