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かつ [1] 【且つ】🔗🔉

かつ [1] 【且つ】 ■一■ (副) (1)二つのことが同時にまたは相前後して行われることを表す。一方では。「大いに飲み,―歌った」「―喰らい,―飲み,―語った」 (2)すぐに。かたはしから。次々に。「咲くと見し間に―散りにけり/古今(春下)」「―あらはるるをもかへりみず,口にまかせて言ひ散らすは/徒然 73」 (3)わずかに。ちょっと。「心をぞわりなきものと思ひぬる―見る人や恋しかるらむ/伊勢 128」 (4)あらかじめ。前もって。「―聞き給ひてもあるらん/平家 11」 ■二■ (接続) 〔漢文訓読に由来する語〕 二つの動作・状態が並行あるいは添加して行われることを表す。同時に。また。その上。「学び,―遊ぶ」「必要にして―十分な条件」「行く先は遠いし,―時間もない」

がつ🔗🔉

がつ 男の愛人。情夫。「こつちは―をしこらへるやうな働きはねえはな/滑稽本・浮世風呂 3」

ガツ [1]🔗🔉

ガツ [1] 〔英語の gut に由来する〕 (料理用の)牛の第一胃。豚の胃についてもいう。

かつ-あい [0] 【渇愛】🔗🔉

かつ-あい [0] 【渇愛】 のどがかわいた人が激しく水を求めるような激しい愛着。

かつ-あい [0] 【割愛】 (名)スル🔗🔉

かつ-あい [0] 【割愛】 (名)スル (1)惜しいと思いながら,捨てたり譲ったりすること。「各論は―する」 (2)公務員が,一定の手続きによって他の自治体や大学・民間企業などへ身分を移すこと。「―願い」 (3)愛着の気持ちを断ち切ること。「佇立多時の後,遂に―して林間の路に入れば/日光山の奥(花袋)」

かつ-あげ [0] (名)スル🔗🔉

かつ-あげ [0] (名)スル 恐喝して金品を巻き上げることをいう隠語。

かつ-いろ 【褐色・勝つ色】🔗🔉

かつ-いろ 【褐色・勝つ色】 「かちいろ(褐色)」に同じ。「―見せたる花のかんばせ/浄瑠璃・菅原」

かついろ-おどし ―ヲドシ [5] 【勝つ色縅】🔗🔉

かついろ-おどし ―ヲドシ [5] 【勝つ色縅】 ⇒かちいろおどし(褐色縅)

かつ・う 【餓う】 (動ワ下二)🔗🔉

かつ・う 【餓う】 (動ワ下二) ⇒かつえる

かつう-は 【且つうは】 (接続)🔗🔉

かつう-は 【且つうは】 (接続) 「かつ(且)は」の転。「―嬉しく―悲しく/曾我 12」

大辞林 ページ 141248