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カッシーニ-の-くうげき [3]-[0] 【―の空隙】🔗🔉

カッシーニ-の-くうげき [3]-[0] 【―の空隙】 土星の環の中にある最大のすきま。カッシーニが1675年に発見し,このすきまの外側を A 環,内側を B 環と名づけた。のちに,この空隙内にも二〇本以上の細い環が認められた。

カッシーラー Ernst Cassirer🔗🔉

カッシーラー Ernst Cassirer (1874-1945) ドイツの哲学者。新カント派中のマールブルク学派に属し,認識論・認識論史の研究から出発して,言語・神話・宗教・芸術など広範な文化領域にわたるシンボル形式の究明に意をそそいだ。晩年はアメリカへ亡命。著「実体概念と関数概念」「自由と形式」「象徴形式の哲学」「人間」など。

かつしか 【葛飾】🔗🔉

かつしか 【葛飾】 〔古くは「かづしか」とも〕 (1)古く下総(シモウサ)国に属した一郡。現在の東京都葛飾区・千葉県東葛飾郡・埼玉県北葛飾郡はいずれもその一部。 (2)東京都二三区の一。荒川放水路と江戸川にはさまれた住宅・工業地域。

かつしか-は 【葛飾派】🔗🔉

かつしか-は 【葛飾派】 山口素堂を祖とする俳諧の一派。素堂が江戸葛飾に住んだのによる名。二世素丸が唱え出した。学究的な一派で俳諧学者を輩出した。葛飾蕉門。葛飾正風。

かつしか 【葛飾】🔗🔉

かつしか 【葛飾】 姓氏の一。

かつしか-は 【葛飾派】🔗🔉

かつしか-は 【葛飾派】 浮世絵の一流派。葛飾北斎を祖とする。西洋画を学んだ風景画に特徴がある。

かつしか-ほくさい 【葛飾北斎】🔗🔉

かつしか-ほくさい 【葛飾北斎】 (1760-1849) 江戸後期の浮世絵師。江戸生まれ。春朗・宗理・画狂人などたびたび号を変えた。勝川春章の門で浮世絵を学ぶ。また,狩野派・土佐派・西洋画などからも画技を学び,風景版画に新生面を開いた。その画風はヨーロッパ印象派の発生に大きな影響を与えた。代表作「富嶽三十六景」「北斎漫画」など。

かっ-しき [0] 【喝食】🔗🔉

かっ-しき [0] 【喝食】 〔「かつ」は唱える意。「しき」は「食」の唐音〕 (1)禅寺で食事をする時,食事の種別や進め方を僧たちに告げながら給仕すること。また,その役に当たる未得度の者。喝食行者。かつじき。 (2)学問のために寺に預けられ,{(1)}を務めた有髪(ウハツ)の稚児(チゴ)。 (3)能面の一つで{(2)}に似せたもの。額に銀杏(イチヨウ)の葉形の前髪を描いた少年の面。 (4)「喝食姿」の略。 (5)歌舞伎の鬘(カツラ)の一。髻(モトドリ)を結んで後ろに垂らした髪形。「船弁慶」の静など,時代狂言の高位の女性に用いる。 喝食(3) [図]

大辞林 ページ 141268