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――を折る🔗🔉

――を折る 〔晋の郤(ゲキシン)が科挙において,自分の対策を「桂林の一枝,崑山(コンザン)の片玉」に比して自賛した故事より〕 官吏の登用試験に合格する。

かつら-お ―ヲ 【桂男】🔗🔉

かつら-お ―ヲ 【桂男】 「かつらおとこ」に同じ。「―の月の船こぐあまの海を/夫木 13」

かつら-おとこ ―ヲトコ 【桂男】🔗🔉

かつら-おとこ ―ヲトコ 【桂男】 (1)月に住むという中国古代の伝説上の男。また,月を擬人化した異名。かつらお。「―も同じ心に,あはれとや見たてまつるらむ/狭衣 4」 (2)美男子。「手にはとられぬ―の,ああいぶりさは/浄瑠璃・出世景清」

かつら-かじ ―カヂ 【桂楫】🔗🔉

かつら-かじ ―カヂ 【桂楫】 月の世界にあるという,桂の木で造った櫂(カイ)。「天の海に月の船浮け―かけて漕ぐ見ゆ月人をとこ/万葉 2223」

かつら-づつみ 【桂包】🔗🔉

かつら-づつみ 【桂包】 手拭いのような長い布で後ろから頭を包み,前で結び,また余りを顔の両側に下げたりしたもの。室町時代の庶民の女性の風俗。桂女(カツラメ)の風俗から始まったという。桂巻。 桂包 [図]

かつら-なわ ―ナハ [3] 【桂縄】🔗🔉

かつら-なわ ―ナハ [3] 【桂縄】 「振り縄」に同じ。

かつら-の-かげ 【桂の影】🔗🔉

かつら-の-かげ 【桂の影】 月の光。月影。「―はのどけかるらむ/源氏(松風)」

かつら-の-まゆずみ 【桂の黛】🔗🔉

かつら-の-まゆずみ 【桂の黛】 三日月のように細くひいた黛。また,その眉。「花の容(カタチ)輝き,―青うして/謡曲・卒都婆小町」

かつら-の-みやこ 【桂の都】🔗🔉

かつら-の-みやこ 【桂の都】 〔桂{(2)}から〕 月の都。「―を逃れた月界の嫦娥(ジヨウガ)が/草枕(漱石)」

かつら-まき 【桂巻】🔗🔉

かつら-まき 【桂巻】 「桂包(カツラヅツミ)」に同じ。

かつら-むき [0] 【桂剥き】🔗🔉

かつら-むき [0] 【桂剥き】 野菜の切り方の一。輪切りにした大根・キュウリなどを皮をむくように回しながら長く薄く切るもの。

大辞林 ページ 141296