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かつら-がき [3] 【桂垣】🔗⭐🔉
かつら-がき [3] 【桂垣】
桂離宮のものを原型とする竹垣の形式。横に使った竹穂を,縦に扱った割竹で間隔をおいて押さえる竹塀式のものと,生きた竹を折り曲げてそのまま垣とするものとがある。
かつら-かご [3] 【桂籠】🔗⭐🔉
かつら-かご [3] 【桂籠】
花入れ用の籠の一。千利休が桂川の漁師の魚籠を譲り受け,花入れに用いたもの。桂川籠。
かつら-がわ ―ガハ 【桂川】🔗⭐🔉
かつら-がわ ―ガハ 【桂川】
(1)京都市西部を流れ,淀川に注ぐ川。上流を保津川,嵐山の渡月橋付近で大堰(オオイ)川,その下流が桂川となる。((歌枕))「照る月の桂の川しきよければうへした秋のもみぢをぞみる/古今六帖 3」
(2)相模川の上流部の名称。山梨県の山中湖に源を発する。
かつら-め [3] 【桂女】🔗⭐🔉
かつら-め [3] 【桂女】
京都郊外の桂に住んだ女性。元来,神功皇后を祭神とする御香宮(ゴコウノミヤ)に属して石清水八幡宮にも仕えた巫女(ミコ)に由来し,諸家の婚礼・出産・祈祷などに奉仕した女性の称であったが,のちに桂の里から出て京都市中で鮎(アユ)・飴(アメ)などを売り歩く女性の称ともなった。特殊な風俗を伝え,特に頭を白布で包む桂包(カツラヅツミ)で知られた。桂姫。桂御前。
かつら-りきゅう 【桂離宮】🔗⭐🔉
かつら-りきゅう 【桂離宮】
京都市西京区桂御園にある旧桂宮家(もと八条宮家)の別荘。元和年間(1615-1624)八条宮家初代智仁(トシヒト)親王により創建,二代智忠(トシタダ)親王・三代穏仁(ヤスヒト)親王により増築改修されて現在の姿が完成した。雁行して建つ書院群と茶屋,これに調和する回遊式庭園は著名。1883年(明治16)から離宮とされた。
かつら 【桂】🔗⭐🔉
かつら 【桂】
姓氏の一。
かつら-こごろう ―コゴラウ 【桂小五郎】🔗⭐🔉
かつら-こごろう ―コゴラウ 【桂小五郎】
木戸孝允(キドタカヨシ)の前名。
かつら-こそん 【桂湖村】🔗⭐🔉
かつら-こそん 【桂湖村】
(1868-1938) 中国文学者。名は五十郎。早大教授。新潟県生まれ。漢詩にすぐれ,陶器研究でも知られた。著「漢籍解題」
大辞林 ページ 141297。