複数辞典一括検索+

かど-や [2] 【門屋】🔗🔉

かど-や [2] 【門屋】 (1)門に付属して建てた小屋。 (2)農家の屋敷の表にある納屋(ナヤ)で,下男・作男などが住む小屋。 (3)〔(2)に住むことから〕 「門百姓(カドビヤクシヨウ)」に同じ。 (4)産婦や月経中の女,忌中の喪主などが住む小屋。

かど-やしき 【角屋敷】🔗🔉

かど-やしき 【角屋敷】 江戸古町の四つ角にあった屋敷。その主人は年頭に将軍に拝謁することができた。

かどや-しちろうべえ ―シチラウベ 【角屋七郎兵衛】🔗🔉

かどや-しちろうべえ ―シチラウベ 【角屋七郎兵衛】 (1610-1672) 江戸前期の貿易商。伊勢の人。安南(現在のベトナム)に渡り,国王の一族の娘を妻とし,日本との交易に当たった。

かど-やなぎ [3] 【門柳】🔗🔉

かど-やなぎ [3] 【門柳】 門にあるヤナギ。

か-と-よ (連語)🔗🔉

か-と-よ (連語) 〔係助詞「か」に格助詞「と」および間投助詞「よ」の付いたもの〕 多く過去の事柄について,漠然とした推定や伝聞の意を表す。…であったかなあ。…たかということだ。「去安元三年四月二十八日―。風烈しく吹きて,静かならざりし夜/方丈記」「中宮の御手は,…いかにぞやおくれ給へる所のまじりたる―/苔の衣」

かとり 【🔗🔉

かとり】 〔「固織(カタオリ)」の転〕 織り目を密に,固く織った絹布。「―にうす物重ねて/宇津保(吹上・上)」 (アシギヌ)

かとり-の-きぬ 【の衣】🔗🔉

かとり-の-きぬの衣】 で仕立てた衣服。夏の初めに用いる。

か-とり [0] 【蚊鳥】🔗🔉

か-とり [0] 【蚊鳥】 コウモリの異名。

かとり 【香取】🔗🔉

かとり 【香取】 (1)滋賀県,琵琶湖西岸の古地名。「大船の―の海にいかり下し/万葉 2436」 (2)千葉県佐原市にある地名。香取神宮がある。

かとり-じんぐう 【香取神宮】🔗🔉

かとり-じんぐう 【香取神宮】 千葉県佐原市香取にある神社。下総国一の宮。祭神は経津主神(フツヌシノカミ)。鹿島神宮とともに軍神として尊崇を受けた。

大辞林 ページ 141326