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かな-いろ [0] 【金色】🔗🔉

かな-いろ [0] 【金色】 (1)金属の色。「身共が刀と焼刃,―,寸分違はぬ希代の業物/歌舞伎・浮世柄」 (2)真鍮(シンチユウ)またはスズ製の提子(ヒサゲ)。「此の―なは酒ではないか/浄瑠璃・持統天皇」

かな・う カナフ [2] 【叶う・適う】🔗🔉

かな・う カナフ [2] 【叶う・適う】 ■一■ (動ワ五[ハ四]) (1)願望が実現する。《叶》「念願が―・った」「―・わぬ恋」 (2)(基準や条件などに)適合する。《適》「理想に―・った人」「時宜に―・う」「潮も―・ひぬ今は漕ぎ出でな/万葉 8」 (3)(動作性の名詞などを受け,下に打ち消し表現を伴って)…することができる。…することが許される。「足が弱って歩行も―・わない」 (4)(多く「敵う」と書く)対抗できるほどである。匹敵する。打ち消し表現を伴って用いる。「二人でかかっても―・う相手ではない」 〔「かなえる」に対する自動詞〕 →かなわない →かなわぬ ■二■ (動ハ下二) ⇒かなえる [慣用] 御眼鏡(オメガネ)に―/願ったり叶ったり

叶わぬ時の=神頼み(=神叩(タタ)き)🔗🔉

叶わぬ時の=神頼み(=神叩(タタ)き) 平生は神を拝まない者が,困った時だけ神仏の助けを借りようとすること。苦しい時の神頼み。

カナウジ Kanauj🔗🔉

カナウジ Kanauj インド北部の古代都市。七世紀初めガンジス川上流域を統合したハルシャ=バルダナ(戒日王)が都をおき,政治・文化の中心地として栄えた。玄奘はこの地を曲女城と訳して中国に紹介。

かな-うす [0] 【鉄臼】🔗🔉

かな-うす [0] 【鉄臼】 鉄製の臼。香を搗(ツ)くのに用いる。

かなえ カナヘ [0] 【鼎】🔗🔉

かなえ カナヘ [0] 【鼎】 (1)〔金瓮(カナヘ)の意〕 食物を煮るのに用いた金属の器。 →鼎(テイ) (2)〔夏の禹王(ウオウ)が九鼎を作り,王室の宝とした故事から〕 王位。また,王位の象徴。

――の軽重(ケイチヨウ)を問う🔗🔉

――の軽重(ケイチヨウ)を問う 〔「左氏伝(宣公三年)」より。晋の景公を破って心のおごった楚の荘王が,無礼にも周の宝器たる九鼎の大小・軽重を問うた故事による〕 統治者を軽んじ,これを滅ぼして天下を取ろうとする。人の実力を疑って,その地位をくつがえそうとする。また,人の能力を疑う。

大辞林 ページ 141332