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――を扛(ア)・ぐ🔗🔉

――を扛(ア)・ぐ 〔史記(項羽本紀)〕 きわめて力が強いことの形容。「身長一丈(ヒトツエ)力能(ヨ)く―・げたまふ/日本書紀(景行訓)」

かな・える カナヘル [3] 【叶える・適える】 (動ア下一)[文]ハ下二 かな・ふ🔗🔉

かな・える カナヘル [3] 【叶える・適える】 (動ア下一)[文]ハ下二 かな・ふ (1)他人の望みを実現させる。《叶》「望みを―・えてあげる」 (2)基準・条件をみたす。《適》「条件を―・える」 〔「かなう」に対する他動詞〕

かなおか カナヲカ 【金岡】🔗🔉

かなおか カナヲカ 【金岡】 狂言の一。和泉流・鷺流。絵師巨勢(コセ)金岡は,美女に恋して物狂いとなる。見兼ねた妻が,絵の名人のあなたが彩色すれば私の顔も美女に劣るまいというので試みるが失敗する。

カナカ Kanaka🔗🔉

カナカ Kanaka 〔ポリネシア系言語で「人」の意〕 太平洋諸島の住民に対する蔑称。ただし,ニューカレドニアでは民族運動の展開の中で肯定的な意味で用いられている。

かな-がい ―ガヒ [0][2] 【金貝】🔗🔉

かな-がい ―ガヒ [0][2] 【金貝】 金・銀・スズ・鉛などの薄い金属板を文様に切ったもの。また,それを漆面にはめこみ加飾する技法。平文(ヒヨウモン)に用いられるものより厚い。室町期以降蒔絵(マキエ)に多く用いられた。

かながい-ざいく ―ガヒ― [5] 【金貝細工】🔗🔉

かながい-ざいく ―ガヒ― [5] 【金貝細工】 蒔絵(マキエ)に金貝を施すこと。また,その細工を施した蒔絵。

かながい-ばり ―ガヒ― [0] 【金貝貼り】🔗🔉

かながい-ばり ―ガヒ― [0] 【金貝貼り】 (1)木地蒔絵(キジマキエ)をする時に,地を汚さないようにスズの薄片を表面にはること。 (2)スズや鉛の薄片をはって本物に見せかけた竹光(タケミツ)。

かな-がえし ―ガヘシ [3] 【仮名反し】🔗🔉

かな-がえし ―ガヘシ [3] 【仮名反し】 (1)漢字音の反切を仮名を用いて表すもの。 (2)中世以降,漢字音の反切法を利用して,日本語の語源を説明しようとしたもの。第一の音節の子音と第二の音節の母音が結合して,新たな音を生じたとする。例えば,「さ(然)」が「しか」から生じたと考える類。また,連続する二音節が一音節につづまる現象をさす語。反音。約音。約言。

大辞林 ページ 141333