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かねしげ-とうよう ―タウヤウ 【金重陶陽】🔗🔉

かねしげ-とうよう ―タウヤウ 【金重陶陽】 (1896-1967) 陶芸家。岡山県生まれ。本名,勇。父に作陶を学び,桃山時代の備前焼の再現に努めた。備前焼中興の祖と称される。

かねしげ 【金重】🔗🔉

かねしげ 【金重】 鎌倉末期・南北朝期の刀工。越前の人で後に美濃に移住,関鍛冶繁栄の基を築いたという。生没年未詳。

かね-じゃく [0] 【曲尺・矩尺】🔗🔉

かね-じゃく [0] 【曲尺・矩尺】 〔金属製であることから〕 (1)大工・建具職人などが用いる直角に曲がった金属製の物差し。表には実寸(表目)の,裏にはその倍(裏目),1/π倍(丸目)の目盛りがきざまれている。かね。かねざし。まがりがね。まがりざし。まがりじゃく。さしがね。すみがね。大工金(ダイクガネ)。鉄尺。 (2){(1)}が用いている尺の単位。現在の尺。一尺は30.3センチメートル。鯨尺(クジラジヤク)の八寸にあたる。 →尺 曲尺(1) [図]

かね-ずく ―ヅク [0] 【金尽く】🔗🔉

かね-ずく ―ヅク [0] 【金尽く】 金銭の力だけで物事を解決しようとすること。金銭ずく。かねずくめ。「―で納得させる」

かね-ずくめ ―ヅクメ [3] 【金尽くめ】🔗🔉

かね-ずくめ ―ヅクメ [3] 【金尽くめ】 「金尽(ズ)く」に同じ。

かね-せんじ 【兼ね宣旨】🔗🔉

かね-せんじ 【兼ね宣旨】 ⇒けんせんじ(兼宣旨)

かね-そな・える ―ソナヘル [5] 【兼(ね)備える】 (動ア下一)[文]ハ下二 かねそな・ふ🔗🔉

かね-そな・える ―ソナヘル [5] 【兼(ね)備える】 (動ア下一)[文]ハ下二 かねそな・ふ (両立しがたい二つの要素を)両方とも持ち合わせる。兼備する。「知恵と勇気を―・える」

かね-ぞめ [0] 【鉄漿染(め)】🔗🔉

かね-ぞめ [0] 【鉄漿染(め)】 (1)歯を御歯黒(オハグロ)で黒く染めること。御歯黒染め。 (2)御歯黒で布を紺色に染めること。

かね-だか [2][0] 【金高】🔗🔉

かね-だか [2][0] 【金高】 金銭の額。金額。きんだか。

かね-たたき [3] 【鉦叩】🔗🔉

かね-たたき [3] 【鉦叩】 (1)念仏の際に鉦をたたくこと。また,その人。 (2)鉦をたたく棒。撞木(シユモク)。 (3)鉦をたたきながら経文などを唱え,金品をもらい歩く乞食僧。「彼の京の―/浮世草子・永代蔵 3」 (4)カネタタキ科の昆虫。体長10ミリメートル内外。コオロギに似,体表は灰褐色。雄は前ばねが黒褐色で非常に短く後ろばねを欠き,雌にははねがない。雄は秋にチン,チン,チンと鳴く。関東以南と中国に分布。[季]秋。《暁は宵より淋し―/星野立子》

大辞林 ページ 141364