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かん クワン 【巻】🔗⭐🔉
かん クワン 【巻】
■一■ [1] (名)
(1)巻子本(カンスボン)・巻軸などの巻物。
(2)書物。本。
■二■ (接尾)
助数詞。
(1)書籍・巻物を数えるのに用いる。「数十―の経文」
(2)全集やシリーズものなどの本の,数や順序を数えるのに用いる。「全三―の論集」「文学全集の第一―」
(3)小説などの一区切りを表すのに用いる。章。編。
(4)(ア)映画フィルムの個数および長さを表すのに用いる。普通,上映時間一〇分間程度を一巻とする。(イ)磁気テープ・カセット-テープなどを数えるのに用いる。
――を追・う🔗⭐🔉
――を追・う
書物を読み進んでゆく。「物語は―・うに従って佳境に入った」
――を措(オ)く能(アタ)わず🔗⭐🔉
――を措(オ)く能(アタ)わず
その書物に強くひきつけられて,一気に終わりまで読まずにいられない。
かん [0] 【疳】🔗⭐🔉
かん [0] 【疳】
(1)漢方で,子供に起こる内科の病気の総称。消化不良がきっかけとなることが多く,時にはひきつけを起こすこともある。
(2)「癇(カン)」に同じ。
かん [0] 【勘】🔗⭐🔉
かん [0] 【勘】
(1)物事を直感的に感じ取る能力。第六感。「―がいい」「―が狂う」「―に頼る」「―がはたらく」
(2)よく調べて考えること。罪を調べただすこと。「御―なる,昨日の事なり/御湯殿上(大永八)」
かん クワン [1] 【患】🔗⭐🔉
かん クワン [1] 【患】
憂え。わずらい。「後日の―となろう」
かん クワン [1] 【貫】🔗⭐🔉
かん クワン [1] 【貫】
(1)尺貫法における目方の単位。時代によって相違があるが,メートル条約加入後,1891年(明治24)に15キログラムを四貫(一貫=3.75キログラム)と定め,尺貫法の基本単位の一つとした。一〇〇〇匁(モンメ)。貫目。
(2)銭(ゼニ)を数える単位。一〇〇〇文(モン)を一貫とする。ただし,江戸時代には実際は九六〇文を,明治時代には一〇銭のことをいった。貫文。
(3)中世以後,田地に用いた単位。田地の収穫高を銭に換算して表したもので面積は一定でない。武家の知行高は,これを用いて示した。
大辞林 ページ 141674。