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かん 【漢】🔗🔉

かん 【漢】 □一□ (1)中国の古代王朝の名から,中国本土をさす語。 (2)中国の王朝名。一般に,統一王朝であった前漢(西漢。(前202-後8))・後漢(コウカン)(東漢。25-220)をさすことが多い。他に国号を漢と称した王朝には,三国時代の蜀漢(221-263),五胡十六国時代の漢(前趙(チヨウ)の前身。(304-329))・成漢(後蜀(シヨク)。(304-347)),五代十国時代の南漢(917-971)・後漢(947-950)・北漢(951-979)がある。 (3)中国の民族の一。漢中(カンチユウ)を中心に住む種族。 (4)あまのがわ。 (5)「漢中」の略。 □二□男の人の意で,接尾語的に用いる。「熱血―」「硬骨―」

かん 【韓】🔗🔉

かん 【韓】 (1)大韓民国。韓国。「日―会談」 (2)中国の戦国時代の七雄の一((前403-前230))。韓氏は晋(シン)の有力世族であったが,魏(ギ)氏・趙(チヨウ)氏とともに晋を滅ぼしその領土を三分,山西省南東部から河南省中部を領有。紀元前230年秦(シン)の始皇帝に滅ぼされた。 (3)三韓(サンカン)。 (4)李氏朝鮮が,1897年から1910年まで用いた国号。大韓。

かん クワン [1] 【緩】 (形動)[文]ナリ🔗🔉

かん クワン [1] 【緩】 (形動)[文]ナリ ゆるやかなさま。のろいさま。「―にして穏固なる人/西国立志編(正直)」

かん [1] (副)🔗🔉

かん [1] (副) 〔近世は「くわん」とも表記〕 (多く「と」を伴って)小さな鐘・鉦(シヨウ)などをたたいた時の澄んだ音を表す語。「鐘を―と鳴らす」

大辞林 ページ 141678