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がん-しんけい 【顔真卿】🔗🔉

がん-しんけい 【顔真卿】 (709-785) 中国,唐の政治家・書家。字(アザナ)は清臣。魯公とも称された。平原太守となり,安史の乱に義兵を挙げて唐朝のために戦った。のち淮西(ワイセイ)で反乱を起こした李希烈の説得に派遣され,捕らえられて殺された。王羲之(オウギシ)の典雅な書風に対して,正鋒(直筆)をもって書き,革新的な書風をひらいた。

かんしん-じ クワンシン― 【観心寺】🔗🔉

かんしん-じ クワンシン― 【観心寺】 大阪府河内長野市寺元にある真言宗の寺。山号は檜尾山。役小角(エンノオヅノ)創建と伝える。827年実恵・真紹が寺塔を建立。南朝の崇敬あつく,楠木正成の墓がある。金堂は南北朝時代の創建で,和様に大仏様・禅宗様を応用した折衷様式(観心寺様式)として有名。本尊如意輪観音像とともに国宝。

かんしん-せい クワンシン― [3] 【完新世】🔗🔉

かんしん-せい クワンシン― [3] 【完新世】 地質時代の最も新しい世(セイ)。新生代第四紀更新世に次ぐ。最後の氷期が終わった約一万年前から現在までの期間。人類が大発展を遂げた。沖積世。後氷期。現世。

かんじんちょう クワンジンチヤウ 【勧進帳】🔗🔉

かんじんちょう クワンジンチヤウ 【勧進帳】 歌舞伎十八番の一。一幕。三世並木五瓶(ゴヘイ)作。四世杵屋(キネヤ)六三郎作曲。1840年,江戸河原崎座で七世市川団十郎が初演。能の「安宅(アタカ)」の歌舞伎化。山伏姿で奥州へ落ちる源義経主従は,安宅の関で関守富樫左衛門に見とがめられるが,弁慶の機転と富樫の情けによって無事関を通り抜ける。

かんしん-とう クワンシン― [3] 【完新統】🔗🔉

かんしん-とう クワンシン― [3] 【完新統】 完新世に形成された地層。沖積統。

かんじんほんぞんしょう クワンジンホンゾンセウ 【観心本尊鈔】🔗🔉

かんじんほんぞんしょう クワンジンホンゾンセウ 【観心本尊鈔】 日蓮が,その教理を体系的に著した書。一巻。1273年成立。妙法蓮華経の題目を,宇宙の根本真理の表現としてとらえ,これを唱えることによって仏の世界に入ることができると説く。如来滅後五五百歳始観心本尊鈔。

大辞林 ページ 141781