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かんぜ-こより クワンゼ― [4] 【観世紙縒り】🔗🔉

かんぜ-こより クワンゼ― [4] 【観世紙縒り】 こより。また,二本のこよりを合わせよったもの。かんぜより。かんじんより。 〔観世大夫が始めたという説があるが,語源未詳〕

かんぜ-ざ クワンゼ― 【観世座】🔗🔉

かんぜ-ざ クワンゼ― 【観世座】 大和猿楽四座(シザ)の一。古くは結崎座(ユウザキザ)という。シテ方観世流を中心に脇方・囃子(ハヤシ)方・狂言方の三役を含む演能組織。

かんぜ-さこん クワンゼ― 【観世左近】🔗🔉

かんぜ-さこん クワンゼ― 【観世左近】 能役者。シテ方観世流家元の通り名。二四世宗家元滋(モトシゲ)まで一〇人が名のる。

かんぜ-じる クワンゼ― [4] 【観世汁】🔗🔉

かんぜ-じる クワンゼ― [4] 【観世汁】 みそ汁に薄くそいだ豆腐を入れ,水溶きにした葛(クズ)を流し入れたもの。

かんぜ-そうせつ クワンゼ― 【観世宗節】🔗🔉

かんぜ-そうせつ クワンゼ― 【観世宗節】 (1509-1583) 室町後期・安土桃山時代の能役者。シテ方観世流。本名,元忠(モトタダ)。将軍足利義輝に仕えたが,晩年は家康を頼って三河に下り,その保護をうけた。謡も舞も名手で,当意即妙の舞台を勤めたと伝える。

かんぜ-だゆう クワンゼダイフ 【観世大夫】🔗🔉

かんぜ-だゆう クワンゼダイフ 【観世大夫】 観世流能楽の家元。

かんぜ-てつのじょう クワンゼ― 【観世銕之丞】🔗🔉

かんぜ-てつのじょう クワンゼ― 【観世銕之丞】 能楽師の通り名の一。観世銕之丞家はシテ方観世流宗家の分家。 →観世華雪(カセツ)

かんぜ-ながとし クワンゼ― 【観世長俊】🔗🔉

かんぜ-ながとし クワンゼ― 【観世長俊】 (1488-1541) 室町後期の能役者・能作者。観世座ワキ方。通称,弥次郎。信光の長男。作「江島」「大社」「輪蔵」「正尊」など。

かんぜ-のぶみつ クワンゼ― 【観世信光】🔗🔉

かんぜ-のぶみつ クワンゼ― 【観世信光】 (1435-1516) 室町後期の能役者・能作者。観世座大鼓方(オオツヅミカタ)。音阿弥の子。通称,小次郎。幽玄を主とする従来の能と異なる劇的な能を作った。作「船弁慶」「安宅」「紅葉狩」など。

かんぜ-ひさお クワンゼヒサヲ 【観世寿夫】🔗🔉

かんぜ-ひさお クワンゼヒサヲ 【観世寿夫】 (1925-1978) 能楽師。シテ方観世流。東京生まれ。七世観世銕之丞の長男。弟の栄夫・静夫とともに「華の会」を結成して,正統な能の継承と新しい能の在り方を求めた。

大辞林 ページ 141787