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かん・する [3] 【鑑する】 (動サ変)[文]サ変 かん・す🔗🔉

かん・する [3] 【鑑する】 (動サ変)[文]サ変 かん・す (1)鏡や水などに映す。「恵庭,樽前の嶽影を―・する支笏湖/日本風景論(重昂)」 (2)前例と照らし合わせて考える。かんがみる。「深く従前の弊害を―・し/新聞雑誌 7」

かん・ずる [0] 【感ずる】 (動サ変)[文]サ変 かん・ず🔗🔉

かん・ずる [0] 【感ずる】 (動サ変)[文]サ変 かん・ず (1)刺激をとらえて,ある感覚を生ずる。「寒いと―・ずる」「痛みを―・ずる」「春を―・ずる」「無くても不便を―・じない」 (2)物や事に触れて,ある気持ちや感情を心にもつ。心に刻み付ける。「何かおかしいと―・ずる」「親しみを―・ずる」 (3)強く心が動かされる。感動する。「意気に―・ずる」「―・ずるところがあって酒をやめた」 (4)計器などが反応を示す。「放射能を―・ずる」 (5)病気に感染する。「愛馬突然虎烈剌(コレラ)病に―・じて/花柳春話(純一郎)」 (6)神仏などが認めて,そのしるしが表れる。「多くの人民を悩ませりしに依て今其の報を―・ぜる也/今昔 6」 (7)感心してほめる。「平家ふなばたをたたいて―・じたり/平家 11」

かん・ずる クワン― [0] 【観ずる】 (動サ変)[文]サ変 くわん・ず🔗🔉

かん・ずる クワン― [0] 【観ずる】 (動サ変)[文]サ変 くわん・ず (1)心を静めてありのままを正しくながめる。心静かに瞑想(メイソウ)して悟る。「無常を―・ずる思遣は仏説より導きしものならん/日本開化小史(卯吉)」 (2)あきらめる。観念する。

かんぜ クワンゼ [1] 【観世】🔗🔉

かんぜ クワンゼ [1] 【観世】 〔創始者観阿弥清次の幼名観世丸から〕 (1)「観世流」の略。 (2)「観世座」の略。

かんぜ-かせつ クワンゼクワセツ 【観世華雪】🔗🔉

かんぜ-かせつ クワンゼクワセツ 【観世華雪】 (1884-1959) 能楽師。シテ方観世流。東京生まれ。本名・初名,織雄。六世銕之丞(テツノジヨウ)を継ぐ。華雪は晩年の号。梅若万三郎らと梅若流の樹立に参加したが,のち観世に戻り宗家後見役をつとめた。

かんぜ-きよつぐ クワンゼ― 【観世清次】🔗🔉

かんぜ-きよつぐ クワンゼ― 【観世清次】 ⇒観阿弥(カンアミ)

大辞林 ページ 141786