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かんぜ-みず クワンゼミヅ [3] 【観世水】🔗🔉

かんぜ-みず クワンゼミヅ [3] 【観世水】 渦を巻いた水の模様。観世大夫が紋としたのでいう。

かんぜ-もとあきら クワンゼ― 【観世元章】🔗🔉

かんぜ-もとあきら クワンゼ― 【観世元章】 (1722-1774) 江戸中期の能役者。シテ方観世流第一五世宗家。田安宗武の後援で,賀茂真淵らの協力により「明和の改正」といわれる詞章の大改訂を行い,「阿古屋松」などを復活した。

かんぜ-もときよ クワンゼ― 【観世元清】🔗🔉

かんぜ-もときよ クワンゼ― 【観世元清】 ⇒世阿弥(ゼアミ)

かんぜ-もとしげ クワンゼ― 【観世元重】🔗🔉

かんぜ-もとしげ クワンゼ― 【観世元重】 ⇒音阿弥(オンアミ)

かんぜ-もとまさ クワンゼ― 【観世元雅】🔗🔉

かんぜ-もとまさ クワンゼ― 【観世元雅】 (1394頃-1432) 室町中期の能役者・能作者。通称,十郎。世阿弥の長男。大和の人。三世観世大夫であるが,観世宗家では音阿弥元重を三世とし,代数のうちに入れない。名手として嘱目されたが早世。作「隅田川」「弱法師」「盛久」「歌占」など。

かんぜ-より クワンゼ― [0][3] 【観世縒り】🔗🔉

かんぜ-より クワンゼ― [0][3] 【観世縒り】 観世こより。こより。

かんぜ-りゅう クワンゼリウ 【観世流】🔗🔉

かんぜ-りゅう クワンゼリウ 【観世流】 (1)能楽のシテ方の五流の一。もと大和猿楽四座(シザ)の一つ結崎座(ユウザキザ)から出る。足利義満の将軍時代に名手観阿弥清次が出,その子藤若(世阿弥元清)が義満の寵を受け,栄えるに至った。 (2)能楽の太鼓方の流派。シテ方観世流三世音阿弥元重の子観世与四郎吉国を祖とする。 (3)能楽小鼓方の流派。宮増弥左衛門の甥観世彦右衛門豊次を流祖とする。

がん-ぜ グワン― 【頑是】🔗🔉

がん-ぜ グワン― 【頑是】 分別(フンベツ)。わきまえ。「子供は―がないにもせい/浄瑠璃・油地獄(下)」 →がんぜない

かん-せい [0] 【甘井】🔗🔉

かん-せい [0] 【甘井】 うまい水の出る井戸。

――先(マ)ず竭(ツ)く🔗🔉

――先(マ)ず竭(ツ)く 〔荘子(山木)「直木先伐,甘井先竭」〕 甘井は汲む人が多いので先にかれることから,才能のすぐれた人は早く使い切って衰えてしまうことのたとえ。

大辞林 ページ 141788