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かん-む クワン― [1] 【官務】🔗🔉

かん-む クワン― [1] 【官務】 (1)官庁の業務。また,官吏の職務。「―に従事する」 (2)律令制下,太政官弁官の事務局。 (3)平安時代以降,太政官弁官局の左右大史の称。転じて,大史を世襲した小槻(オヅキ)家の称。

かん-む [1] 【乾霧】🔗🔉

かん-む [1] 【乾霧】 きわめて小さい水滴からなる霧。囲まれても濡れるほどではない。 ⇔湿霧

かんむ-てんのう クワンムテンワウ 【桓武天皇】🔗🔉

かんむ-てんのう クワンムテンワウ 【桓武天皇】 (737-806) 第五〇代天皇(在位 781-806)。名は山部(ヤマノベ)。光仁天皇の皇子。794年,都を平安京に遷した。在位中は坂上田村麻呂を征夷大将軍として東北地方に派遣するなど,朝廷権力を大きく伸長した。陵墓は山城国紀伊郡柏原にあり,柏原天皇とも呼ばれる。

かんむ-へいし クワンム― 【桓武平氏】🔗🔉

かんむ-へいし クワンム― 【桓武平氏】 平安時代のはじめに平(タイラ)姓を与えられて臣籍に入った皇孫諸流のうち,桓武天皇の子孫の氏の称。葛原(カツラハラ)親王の孫高望(タカモチ)王が東国に下向,その子孫は坂東八平氏として栄え,国香・貞盛・維衡(コレヒラ)・将門らが出た。維衡流の伊勢平氏から出た清盛は,武家政権を樹立した。 →平(タイラ) →桓武平氏[表]

かんむり [0][3] 【冠】🔗🔉

かんむり [0][3] 【冠】 〔「かうぶり」の転〕 (1)地位・階級などを表すため頭にかぶるもの。また,特に平安時代以後行われた,礼服着用時のかぶりもの。額・巾子(コジ)・簪(カンザシ)・纓(エイ)などから成る。束帯・衣冠の際,直衣(ノウシ)で参朝する際に着用した。壮年では厚額(アツビタイ),若年では薄額,五位以上は有文(ウモン)の羅,六位以下は無文の縵(カトリ)で仕立てるなど,身分・年齢,文官・武官の別などにより形状・素材などを異にした。かぶり。かむり。かんぶり。かがふり。 (2)漢字の構成部分の名称。「宇」の「宀(=ウかんむり)」,「花」の「(=草かんむり)」など,字の上部にかぶせるもの。かしら。 →おかんむり (3)催し物・スポーツ大会などの名称に,主催者・協賛者などの名や商品名などを冠したものである意を表す。「―コンサート」「―大会」 冠(1) [図]

大辞林 ページ 141887