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き-ざん 【岐山】🔗🔉

き-ざん 【岐山】 中国,陝西(センセイ)省岐山県の北東にある山。周の古公亶父(タンポ)が一族を率いて南麓に移り住み,のちに文王が豊京に遷都するまで周の中心地となった。

き-ざん 【祁山】🔗🔉

き-ざん 【祁山】 中国,甘粛(カンシユク)省西礼県にある山。蜀(シヨク)の諸葛亮(シヨカツリヨウ)が六度にわたって魏(ギ)を攻撃した古戦場。

き-ざん 【基山】🔗🔉

き-ざん 【基山】 佐賀県基山(キヤマ)町と福岡県筑紫野町にまたがる山。西峰は海抜405メートル。基肄(キイ)城があった。

き-ざん 【箕山】🔗🔉

き-ざん 【箕山】 中国,河南省登封県南東にある山。尭(ギヨウ)のとき,隠士の巣父(ソウホ)・許由(キヨユウ)が隠れた所という。

――の志(ココロザシ)🔗🔉

――の志(ココロザシ) 〔晋書(向秀伝)〕 隠遁(イントン)の志をいう。 →許由(キヨユウ)

――の節(セツ)🔗🔉

――の節(セツ) 〔漢書(鮑宣伝)〕 許由が尭(ギヨウ)の譲位を断って,箕山に隠れ節操を守ったこと。自らの節操を守り,政治に関与しないことのたとえ。

ぎ-さん [0] 【蟻蚕】🔗🔉

ぎ-さん [0] 【蟻蚕】 卵からかえったばかりの蚕(カイコ)。蟻(アリ)に似ている。けご。

ぎ-さん [0] 【蟻酸】🔗🔉

ぎ-さん [0] 【蟻酸】 最も簡単な脂肪族モノカルボン酸。化学式 HCOOH  刺激臭のある無色の酸性液体。メチルアルコールやホルマリンの酸化により得られる。ハチやアリの毒腺中にあり,これらの虫に刺されたときの皮膚の痛みやはれの原因となる。各種有機薬品の合成原料や,皮革のなめしに用いる。 〔自然科学では「ギ酸」と書く〕

ぎざん 【義山】🔗🔉

ぎざん 【義山】 (1648-1717) 江戸前期の浄土宗の僧。京都の人。字(アザナ)は良照,号は信阿。円智とともに「円光大師行状画図翼賛」(六〇巻)を著す。

き-さんご [2] 【木珊瑚】🔗🔉

き-さんご [2] 【木珊瑚】 (1)(加工したものに対して)枝状になっているサンゴ。えださんご。 (2)花虫綱イシサンゴ目キサンゴ科の腔腸動物の総称。 (3){(2)}の一種。高さ30センチメートルほどの木の枝状の骨格をつくる。共肉は赤く触手は黄色で美しい。骨格はもろく,装飾用にならない。本州中部以南の浅海に分布。 (4)植物,サンゴジュの別名。

大辞林 ページ 142032