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き-せと [2] 【黄瀬戸】🔗🔉

き-せと [2] 【黄瀬戸】 桃山時代に美濃で焼かれた陶器。黄釉(オウユウ)を用い,線刻・印花・櫛目(クシメ)などの文様を施したものや,銅緑色・鉄褐色の斑文のあるものが多い。

きせ-なが 【着背長】🔗🔉

きせ-なが 【着背長】 鎧(ヨロイ)の別名。特に,大将が着るものについていう。「何によつてか一両の御―を重うはおぼしめし候ふべき/平家 9」

キセニア [2] xenia🔗🔉

キセニア [2] xenia 種子胚乳の形質が異なる系統を交配するとき,花粉親の形質が優性であれば,種子がその形質を直ちに現す現象。

キセノン [2] xenon🔗🔉

キセノン [2] xenon 希ガスの一。元素記号 Xe 原子番号五四。原子量一三一・三。大気中に微量存在する。希ガスのうちで最初に化合物がつくられた。クセノン。

キセノン-ランプ [5]🔗🔉

キセノン-ランプ [5] 〔xenon lamp〕 高圧のキセノン-ガスを封入した放電管。可視域から紫外域のスペクトルが自然昼光にきわめて近い。照明・印刷製版などに用いる。

きせ-はぎ 【着せ剥ぎ】🔗🔉

きせ-はぎ 【着せ剥ぎ】 興行中にのみ興行主から役者に貸し与える衣装。また,奉公期間中のみ奉公人に貸し与える着物。「―だからすまないとおさう云ひ/柳多留拾遺」

キセル [0] (カンボジア) khsier🔗🔉

キセル [0] (カンボジア) khsier (1)刻みタバコを吸う道具。金属製のものや,竹の管(羅宇(ラウ))の両端に金属製の雁首(ガンクビ)と吸い口をつけた張り交ぜなどがある。 (2)〔(1)が途中は竹だが両端が金属(金(カネ))であるところから〕 鉄道の乗車区間のうち,乗降駅付近だけの乗車券や定期券を持ち,途中をただ乗りすること。キセル乗り。 〔「煙管」とも書く〕 キセル(1) [図]

キセル-がい ―ガヒ [3] 【―貝】🔗🔉

キセル-がい ―ガヒ [3] 【―貝】 軟体動物腹足綱キセルガイ科の陸生巻貝の総称。貝殻はキセル形で左巻き。多くは褐色で,殻口と内面は白い。雌雄同体で,卵生または卵胎生。朽ち木や落ち葉の下などにすむ。種類が多く,日本では約一四〇種が知られる。

キセル-づつ 【―筒】🔗🔉

キセル-づつ 【―筒】 (1)キセル{(1)}に同じ。「五ふくつぎの―/浮世草子・一代男 2」 (2)タバコ入れの付属品で,キセルを入れる筒。

大辞林 ページ 142083