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きっ・する [3] 【吃する】 (動サ変)[文]サ変 きつ・す🔗🔉

きっ・する [3] 【吃する】 (動サ変)[文]サ変 きつ・す (1)どもる。「口―・して卒(ニワカ)に言ふ能はざるなりき/金色夜叉(紅葉)」 (2)「喫する」に同じ。「一驚を―・して回顧(カエリミ)る折/蜃中楼(柳浪)」

きっ・する [0][3] 【喫する】 (動サ変)[文]サ変 きつ・す🔗🔉

きっ・する [0][3] 【喫する】 (動サ変)[文]サ変 きつ・す (1)飲む。食べる。「茶を―・する」「一豆の飯を得ても士とともに―・し/太平記 37」 (2)(よくないことを)受ける。こうむる。「惨敗を―・する」「余は一驚を―・したり/筆まかせ(子規)」

きっ-せき [0] 【詰責】 (名)スル🔗🔉

きっ-せき [0] 【詰責】 (名)スル 問いつめて責めること。詰問。「―せる間に彼の必ず過(アヤマチ)を悔い/金色夜叉(紅葉)」

きつ-ぜん [0] 【屹然】 (ト|タル)[文]形動タリ🔗🔉

きつ-ぜん [0] 【屹然】 (ト|タル)[文]形動タリ (1)山などが高くそびえ立つさま。屹屹。「高台,―として空を凌ぐ/慨世士伝(逍遥)」 (2)他に影響されることなく,ひとり抜きんでているさま。「―動かず,固く自から守る/福翁百話(諭吉)」

きっ-そう ―サウ [3] 【吉左右】🔗🔉

きっ-そう ―サウ [3] 【吉左右】 〔「左右」は便(タヨ)りの意〕 (1)よい便り。うれしい知らせ。吉報。「落ち着いて―を待つて居たらいいでせう/羹(潤一郎)」 (2)よいか悪いか,どちらかの便り。

きっ-そう ―サウ [0][3] 【吉相】🔗🔉

きっ-そう ―サウ [0][3] 【吉相】 (1)よい運勢の表れた人相。 ⇔凶相 (2)よいことのある前兆。吉兆。「永く御末継がせ給ふは―にこそはありけれ/大鏡(昔物語)」

きっ-そう ―サウ [0] 【吉草】🔗🔉

きっ-そう ―サウ [0] 【吉草】 カノコソウの異名。

きっそう-こん ―サウ― [3] 【吉草根】🔗🔉

きっそう-こん ―サウ― [3] 【吉草根】 カノコソウの根・根茎を乾燥した生薬。特異臭のある吉草油を含み,鎮静・鎮痙(チンケイ)薬とする。纈草根(ケツソウコン)。

大辞林 ページ 142137