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――が太(フト)・い🔗🔉

――が太(フト)・い 勇気があって物に動じない。大胆だ。

――に銘(メイ)・ずる🔗🔉

――に銘(メイ)・ずる 心に深く刻みつける。

――を煎(イ)・る🔗🔉

――を煎(イ)・る (1)世話をする。取りもつ。 (2)心をいらいらさせる。心を悩ます。腹を立てる。「会へば人知る会はねば肝が煎らるる/隆達節」

――を砕(クダ)・く🔗🔉

――を砕(クダ)・く あれこれと思い乱れる。「―・きて心(ムネ)を迷(マド)はして/今昔 25」

――を消(ケ)・す🔗🔉

――を消(ケ)・す 「肝を潰(ツブ)す」に同じ。「奥庭の広きに―・して/露小袖(乙羽)」

――を潰(ツブ)・す🔗🔉

――を潰(ツブ)・す びっくり仰天する。非常に驚く。

――を嘗(ナ)・む🔗🔉

――を嘗(ナ)・む 〔「嘗胆(シヨウタン)」を訓読みした語〕 「臥薪嘗胆(ガシンシヨウタン)」に同じ。「秋刑の罪に―・めき/太平記 39」

――を冷(ヒ)や・す🔗🔉

――を冷(ヒ)や・す 危ない目にあって,ひやりとする。ぞっとする。

――を焼・く🔗🔉

――を焼・く 「肝を煎(イ)る{(2)}」に同じ。「所帯はうばはれ,身をおきかねて,―・きける間/曾我 1」

きも-あえ ―アヘ [3][0] 【肝和え】🔗🔉

きも-あえ ―アヘ [3][0] 【肝和え】 (1)タラや鳥の肝,アワビの腸(ワタ)などをすりまぜた味噌で,魚や野菜を和えた料理。 (2)アンコウの肝を酒や調味料を加えてすりのばし,アンコウの魚肉や野菜を和えた料理。

きも-いり [0] 【肝入(り)・肝煎】🔗🔉

きも-いり [0] 【肝入(り)・肝煎】 (1)あれこれ世話や斡旋をすること。また,その人。取りもち。 (2)江戸時代,名主・庄屋の異名。 (3)江戸幕府の職制で高家(コウケ)や旗本の寄合の上席。高家肝煎・寄合肝煎など。 (4)奉公人・遊女などを周旋すること。また,それを業とする人。

きもいり-やど 【肝煎宿】🔗🔉

きもいり-やど 【肝煎宿】 口入れ屋。「あなたこなたの―を頼みしに/浮世草子・武道伝来記 6」

きも-い・る 【肝煎る】 (動ラ五[四])🔗🔉

きも-い・る 【肝煎る】 (動ラ五[四]) 世話をする。取りもちをする。周旋する。「お吉に立派な聟がねを―・つて恩報じを仕ようと/くれの廿八日(魯庵)」

き-もう [0] 【起毛】🔗🔉

き-もう [0] 【起毛】 布面に,けばをたてること。ふっくらとした肌ざわりをもたせ,保温性を高める。

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