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きん-ちゃく [3][4] 【巾着】🔗🔉

きん-ちゃく [3][4] 【巾着】 (1)布・革などで作った袋で,中に小物類を入れ,口を緒でくくるようにしたもの。古くは金銭・守り札・印形などを入れて腰に下げた。 (2)江戸時代の私娼の一。「舞子白人さては―などというて/浮世草子・立身大福帳」 巾着(1) [図]

きんちゃく-あみ [4] 【巾着網】🔗🔉

きんちゃく-あみ [4] 【巾着網】 巻き網の一。網の裾に金環をつけ,それに綱を通し,網で魚を囲んだあと,この綱を引き締めて獲るもの。引き締めた形が巾着に似ることからいう。主にイワシ・サバなどの回遊魚に用いる。 巾着網 [図]

きんちゃく-きり [4][3] 【巾着切り】🔗🔉

きんちゃく-きり [4][3] 【巾着切り】 〔巾着を切って金銭を盗んだところから〕 掏摸(スリ)。

きんちゃく-そう ―サウ [0] 【巾着草】🔗🔉

きんちゃく-そう ―サウ [0] 【巾着草】 ⇒カルセオラリア

きんちゃく-だい ―ダヒ [4] 【巾着鯛】🔗🔉

きんちゃく-だい ―ダヒ [4] 【巾着鯛】 (1)スズキ目キンチャクダイ科の海魚の総称。日本近海にはアデヤッコ・レンテンヤッコ・サザナミヤッコなど約三〇種がいる。 (2){(1)}の一種。全長約25センチメートル。体は著しく側扁し,楕円形に近い。体色は黄褐色で,五〜一〇本の暗青色の縦縞(ジマ)がある。本州中部以南の近海に分布。 巾着鯛(2) [図]

きんちゃく-むすび [5] 【巾着結び】🔗🔉

きんちゃく-むすび [5] 【巾着結び】 子供の下げ巾着につけたひもの結び方。

きん-ちゃく [0] 【近着】🔗🔉

きん-ちゃく [0] 【近着】 最近到着したこと。「―の洋書」

きん-ちゅう [1] 【禁中】🔗🔉

きん-ちゅう [1] 【禁中】 〔禁闕(キンケツ)の中の意〕 皇居。宮中。

きんちゅう-ならびにくげ-しょはっと 【禁中並公家諸法度】🔗🔉

きんちゅう-ならびにくげ-しょはっと 【禁中並公家諸法度】 江戸幕府の対朝廷・公家規制政策の基本法令。全一七条。金地院(コンチイン)崇伝の起草。1615年発令。以後幕末まで改訂されなかった。公家諸法度。公家法度。

きん-ちゅうまきじ ―チユウマキヂ [5] 【金中蒔地】🔗🔉

きん-ちゅうまきじ ―チユウマキヂ [5] 【金中蒔地】 蒔絵などで,装飾として地に金粉を薄くまいたもの。

大辞林 ページ 142683