きんぴら-のり [4] 【金平糊】 膠(ニカワ)を混ぜて作ったねばりの強い糊。きんぴら。

きんぴら-ぶし [0] 【金平節】 ⇒金平浄瑠璃(キンピラジヨウルリ)

きんぴら-ぼね [0] 【金平骨】 扇の骨の，かたく丈夫なもの。

きんぴら-ぼん [0] 【金平本・公平本】 金平浄瑠璃の正本。元禄年間（1688-1704），江戸で刊行された読本(ヨミホン)浄瑠璃もいう。代表作に「金平法問諍(アラソイ)」「頼光跡目論」などがある。

きんぴら-むすめ [5] 【金平娘】 金平浄瑠璃の金平のように，強く荒々しい振る舞いをする女。

きんぴら-もの [0] 【金平物】 （１）金平浄瑠璃の総称。 （２）金平浄瑠璃に取材し，またこれに類した歌舞伎や小説で，荒唐無稽な武勇談を取り扱ったもの。

きん-ひん 【経行】 〔唐音〕 禅宗で，座禅中の疲れや，眠気をとるために一定の場所を歩くこと。きょうぎょう。「古往の聖人，おほく樹下露地に―す/正法眼蔵」

きん-ぴん [1] 【金品】 金銭と品物。「―を強奪する」

きん-ぶ [1] 【欣舞】 （名）スル おどりあがって喜ぶこと。「喜び云はん方なく人々―する/経国美談（竜渓）」

きん-ぷう [0] 【金風】 〔五行説で，秋は金に当たるから〕 秋風。商風。[季]秋。

ぎん-ぶか [0] 【銀鱶】 「銀鮫(ギンザメ)」に同じ。

きん-ぶぎょう ―ブギヤウ [3] 【金奉行】 ⇒かねぶぎょう（金奉行）

きん-ぷくりん [3] 【金覆輪】 〔「きんぶくりん」とも〕 刀や鞍(クラ)などの縁飾りの覆輪に，金または金色の金属を用いたもの。黄覆輪。

ぎん-ぷくりん [3] 【銀覆輪】 〔「ぎんぶくりん」とも〕 刀や鞍(クラ)などの縁飾りの覆輪に，銀または銀色の金属を用いたもの。しろぶくりん。