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くう-おく ―ヲク [0] 【空屋】🔗🔉

くう-おく ―ヲク [0] 【空屋】 人の住んでいない家。あきや。

くう-かい [0] 【空界】🔗🔉

くう-かい [0] 【空界】 (1)〔仏〕 六界の一。事物のないすき間。また,事物の存在し,運動しうる広がり。空間。 (2)大空。虚空。

くうかい 【空海】🔗🔉

くうかい 【空海】 (774-835) 平安初期の僧。日本の真言宗の開祖。諡号(シゴウ),弘法大師。讃岐の人。804年最澄(サイチヨウ)らとともに入唐し,長安の青竜寺恵果(ケイカ)に学ぶ。806年帰朝して高野山金剛峰寺(コンゴウブジ)を開く。嵯峨天皇より東寺(教王護国寺)を賜り,その翌年には大僧都に任ぜられた。日本最初の庶民学校である綜芸種智院(シユゲイシユチイン)を設立。書にすぐれ三筆の一人にあげられ,「風信帖」などの名品がある。また,詩文にも秀でた。後世,広く庶民信仰の対象として尊ばれた。著「三教指帰(サンゴウシイキ)」「十住心論」「弁顕密二教論」「性霊(シヨウリヨウ)集」「文鏡秘府論」「篆隷(テンレイ)万象名義」ほか。

くう-かく ―クワク [0] 【空画】🔗🔉

くう-かく ―クワク [0] 【空画】 書道で,一つの画から次の画に移る,目に見えない筆路。 ⇔実画(ジツカク)

ぐう-かく [0] 【隅角】🔗🔉

ぐう-かく [0] 【隅角】 すみ。かど。

くう-かつ ―クワツ [0] 【空闊・空豁】 (ト|タル)[文]形動タリ🔗🔉

くう-かつ ―クワツ [0] 【空闊・空豁】 (ト|タル)[文]形動タリ ひろびろとひらけたさま。「―とした平地」

くう-かぶ [1] 【空株】🔗🔉

くう-かぶ [1] 【空株】 ⇒からかぶ(空株)

くう-かん [0] 【空間】🔗🔉

くう-かん [0] 【空間】 (1)物がなく,あいているところ。「せまい―を有効に活用する」 (2)上下・四方の広がり。「生活―」「都市―」 (3)〔space〕 (ア)〔哲〕 時間とともに世界を成立させる基本形式。その客観的実在を認める立場(主として唯物論)や,先天的な直観形式とする主観的な解釈(カント)などがある。(イ)〔物〕 物質が存在し,諸現象が生起する場。物質や時間から独立した,無限の容器としてのニュートンの絶対空間(三次元ユークリッド空間)が古典物理学の前提となっていたが,相対性理論では時間を含めた四次元リーマン空間が導入された。(ウ)〔数〕 通常はユークリッド的な三次元空間をいうが,広義には,ある集合でその要素の間もしくはその部分集合の間に一定の数学的構造を考えるとき,その集合をいう。 次元空間・位相空間など。

大辞林 ページ 142742