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くうまい-きって [5] 【空米切手】🔗🔉

くうまい-きって [5] 【空米切手】 江戸時代,大名が金策の一手段として蔵米がないのに発行した米切手。

くうまい-そうば ―サウ― [5] 【空米相場】🔗🔉

くうまい-そうば ―サウ― [5] 【空米相場】 米穀取引所の公定相場を標準とする米の空取引の相場。一種の賭博(トバク)行為であり,今日では行われない。

くう-む [1] 【空無】🔗🔉

くう-む [1] 【空無】 (1)何もないこと。からっぽ。 (2)〔仏〕 存在しているように見える事物も,実は仮の姿で,実在ではないこと。

くう-めい [0] 【空名】🔗🔉

くう-めい [0] 【空名】 実際以上に高い評判。虚名。

くう-もう [0] 【空濛】 (ト|タル)[文]形動タリ🔗🔉

くう-もう [0] 【空濛】 (ト|タル)[文]形動タリ 小雨や霧で,暗くうっとうしいさま。「山樹―たる間/日光山の奥(花袋)」

ぐう-もく [0] 【寓目】 (名)スル🔗🔉

ぐう-もく [0] 【寓目】 (名)スル 目をつけること。目にとまること。「未だ―しない/北条霞亭(鴎外)」

くう-もん [0] 【空門】🔗🔉

くう-もん [0] 【空門】 〔仏〕 (1)万物の本体が空であると説く法門。 (2)天台宗の四門の一。 (3)仏教の異名。

くうもん-し [3] 【空門子】🔗🔉

くうもん-し [3] 【空門子】 仏教の僧侶。

くう-や 【空夜】🔗🔉

くう-や 【空夜】 寂しい夜。「深更―閑(シズカ)にして/平家 7」

くうや 【空也】🔗🔉

くうや 【空也】 (903-972) 〔「こうや」とも〕 平安中期の僧。天台宗空也派の祖。皇族の出とする説もあるが不明。常に市中に立って庶民に念仏をすすめ,貴賤(キセン)を問わず幅広い帰依者を得て,阿弥陀の聖・市の聖と尊称された。諸国を巡って,道路をひらき橋を架けるなど社会事業に尽くした。京都に疫病が流行したときに西光寺(のちの六波羅蜜寺)を建立して,平癒を祈った。光勝。

くうや-おどり ―ヲドリ 【空也踊り】🔗🔉

くうや-おどり ―ヲドリ 【空也踊り】 「空也念仏(クウヤネンブツ)」に同じ。

くうや-き [3] 【空也忌】🔗🔉

くうや-き [3] 【空也忌】 一一月一三日の空也上人の忌日。この日,京都の極楽院では念仏踊りが行われる。一一月一三日は空也が晩年に京から奥州へ旅立った日で,弟子たちにこの日を命日とするように命じたという。[季]冬。

大辞林 ページ 142763