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くくり-そで [3] 【括り袖】🔗🔉

くくり-そで [3] 【括り袖】 袖口に綿を入れてふくらませたもの。鯨のひげや針金を入れたものもある。「互ひに心懸け袖の,縁(エン)により糸―/浄瑠璃・薩摩歌」

くくり-ぞめ [0] 【括り染(め)】🔗🔉

くくり-ぞめ [0] 【括り染(め)】 絞(シボ)り染めの技法の一。布の一部をつまんで糸で巻き締め,その部分を白く染め抜くもの。また,絞り染めのこと。括(クク)し染め。

くくり-ばかま [4] 【括り袴】🔗🔉

くくり-ばかま [4] 【括り袴】 裾口を緒でしぼるようにした袴。指貫(サシヌキ)・狩袴(カリバカマ)の近世の称。切り袴・長袴に対していう。「―利根に,烏帽子をかしげに被(カズ)き/浮世草子・永代蔵 4」

くくり-ひも [3] 【括り紐】🔗🔉

くくり-ひも [3] 【括り紐】 物をくくるための紐。

くくり-まくら [4] 【括り枕】🔗🔉

くくり-まくら [4] 【括り枕】 中に綿やソバ殻などをつめ,両端をくくってとめた枕。ぼうずまくら。 →箱枕 →木枕

くくり-もの 【括り物】🔗🔉

くくり-もの 【括り物】 括り染めにしたもの。「とくゆかしきもの巻染・むら濃・―など染めたる/枕草子 159」

くぐり [3] 【潜り】🔗🔉

くぐり [3] 【潜り】 (1)くぐってはいる戸や門。くぐり戸やくぐり門。 (2)茶室建築で,くぐってはいるように造った露地口・中潜り・躙(ニジ)り口などの出入り口。

くぐり-ど [3] 【潜り戸】🔗🔉

くぐり-ど [3] 【潜り戸】 (1)扉や壁に設けた,かがんではいる戸。また,その出入り口。切り戸。くぐり。 (2)「潜(クグ)り{(2)}」に設ける戸。多くは雨戸の形式で,上框(アガリカマチ)のない板の引き戸。

くぐり-もん [3] 【潜り門】🔗🔉

くぐり-もん [3] 【潜り門】 塀に設けた,くぐって出入りする小さな門。切り抜き門。くぐり。

くくり-あ・げる [5] 【括り上げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 くくりあ・ぐ🔗🔉

くくり-あ・げる [5] 【括り上げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 くくりあ・ぐ しっかりくくってしまう。また,特に指貫(サシヌキ)などの括り緒をしっかりと引き締めてしばる。

くくり-つ・ける [5] 【括り付ける】 (動カ下一)[文]カ下二 くくりつ・く🔗🔉

くくり-つ・ける [5] 【括り付ける】 (動カ下一)[文]カ下二 くくりつ・く むすびつける。縛りつける。「小包に荷札を―・ける」

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