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くく・る [0] 【括る】 (動ラ五[四])🔗🔉

くく・る [0] 【括る】 (動ラ五[四]) (1)紐などを物の周りに巻いて締める。「小包みをひもで―・る」「首を―・る」 (2)紐などで縛って動けないようにする。「柱に―・る」「犯人を―・る」 (3)ばらばらになっているものを紐や縄で一まとめに縛る。たばねる。「古新聞を―・る」「髪を―・る」 (4)全体をひとつにまとめる。「収支を―・る」「引用の部分をかぎ括弧で―・る」 (5)予想する。はかる。現代では多く「たかをくくる」の形で用いる。 →たか (6)括り染めにする。「立田川から紅に水―・るとは/古今(秋下)」 [可能] くくれる [慣用] 木で鼻を―・腹を―

くぐ・る [2] 【潜る】 (動ラ五[四])🔗🔉

くぐ・る [2] 【潜る】 (動ラ五[四]) 〔平安末頃まで「くくる」〕 (1)物の下やすき間を通り抜ける。「列車は関門海峡を―・って九州に入る」「猛火を―・って逃げる」「船が波ヲ―・ル/日葡」 (2)すきをねらって事を行う。「法の網を―・る」 (3)水の中にもぐる。漬かる。「水―・る玉に交じれる磯貝の/万葉 2796」 (4)洩れ出て流れる。「しきたへの枕ゆ―・る涙にぞ/万葉 507」 [可能] くぐれる

くく・れる [0] 【括れる】 (動ラ下一)🔗🔉

くく・れる [0] 【括れる】 (動ラ下一) ひもなどが巻きつけられて,その部分が細く締まる。「―・れたような胴」

く-げ [0] 【公家】🔗🔉

く-げ [0] 【公家】 (1)朝廷に仕える身分の高い者。武家に対して朝臣一般をいう。公家衆。「お―さん」 →公卿(クギヨウ) (2)おおやけ。朝廷。また,主上や天皇をもいう。「大乗妙経を―にさづけ奉り/平家 2」

く-げ 【公廨】🔗🔉

く-げ 【公廨】 ⇒くがい(公廨)

く-げ [1] 【供花・供華】🔗🔉

く-げ [1] 【供花・供華】 仏や死者に花を供えること。また,その花。きょうか。くうげ。

く-げ [1] 【供笥】🔗🔉

く-げ [1] 【供笥】 仏前に供える菓子・くだものなどをのせる台。華足(ケソク)。

大辞林 ページ 142790