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くさま 【草間】🔗🔉

くさま 【草間】 姓氏の一。

くさま-なおかた ―ナホカタ 【草間直方】🔗🔉

くさま-なおかた ―ナホカタ 【草間直方】 (1753-1831) 江戸時代の商人・学者。大坂の人。通称鴻池屋伊助。懐徳堂に学ぶ。晩年物価・貨幣の変遷を記した「三貨図彙」(四四巻)を著した。

くさ-まくら [3] 【草枕】🔗🔉

くさ-まくら [3] 【草枕】 ■一■ (名) 〔草を束ねた仮の枕,の意から〕 旅。旅寝。くさのまくら。笹(ササ)枕。「朝なけに見べき君とし頼まねば思ひ立ちぬる―かな/古今(離別)」 ■二■ (枕詞) 「旅」「結(ユ)う」と同音の「夕」などにかかる。「家にあれば笥(ケ)に盛る飯を―旅にしあれば椎の葉に盛る/万葉 142」

くさまくら 【草枕】🔗🔉

くさまくら 【草枕】 小説。夏目漱石作。1906年(明治39)発表。主人公の画工となぞめいた女性との交流を軸に,非人情の出世間的な芸術論を述べる。俳句的小説。

くさ-み [3] 【臭み】🔗🔉

くさ-み [3] 【臭み】 (1)不快なにおい。また,におっている状態やその程度。「水道の水にいやな―がある」 (2)人に与える嫌な感じ。不快な印象。嫌み。「―のある芝居」 (3)葱(ネギ)。

くさ-むしり [3] 【草毟り】 (名)スル🔗🔉

くさ-むしり [3] 【草毟り】 (名)スル 「草取り」に同じ。[季]夏。

くさ-むしろ [3] 【草筵】🔗🔉

くさ-むしろ [3] 【草筵】 (1)草や藁(ワラ)を編んで作った筵。 (2)草が筵を敷いたように一面に生えていること。「―野もせの露の玉をしくらん/夫木 10」 (3)草を敷物とした仮の寝床。「ひと夜仮寝の―/謡曲・鵜飼」

くさ-む・す [3] 【草生す・草産す】 (動サ五[四])🔗🔉

くさ-む・す [3] 【草生す・草産す】 (動サ五[四]) 草がはえる。「―・した墓」「山行かば―・す屍(カバネ)/万葉 4094」

くさ-むすび 【草結び】🔗🔉

くさ-むすび 【草結び】 (1)粗末な庵(イオリ)を作って住むこと。「これはこの山遥かの麓に―する女なるが/謡曲・身延」 (2)〔道しるべに草を結んだことから〕 人に先だって物事を始めること。くさわけ。草創。「その―より久しき里人に弥藤太と呼びつづけて四代まで/浮世草子・新可笑記 1」 (3)男女の仲を約束すること。縁結び。「草のゆかりの―/浄瑠璃・狩」

大辞林 ページ 142812