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くさめ 【嚔】🔗🔉

くさめ 【嚔】 (1)くしゃみ。[季]冬。《つゞけざまに―して威儀くづれけり/虚子》 (2)くしゃみが出たときに唱える呪文。「道すがら― ―と言ひもて行きければ/徒然 47」

くさ-もえ [0] 【草萌え】🔗🔉

くさ-もえ [0] 【草萌え】 春になって草の芽が萌え出ること。下萌え。[季]春。

くさ-もち [2] 【草餅】🔗🔉

くさ-もち [2] 【草餅】 ヨモギの葉をまぜてついた餅。特に三月三日の桃の節句の祝いに作る。平安時代には,ハハコグサの若葉を用いた。青餅。母子餅。くさもちい。[季]春。

くさもち-の-せっく 【草餅の節句】🔗🔉

くさもち-の-せっく 【草餅の節句】 〔草餅をひな壇に供えることから〕 三月三日の節句。

くさ-もの 【臭物】🔗🔉

くさ-もの 【臭物】 〔近世女性語〕 葱(ネギ)・蒜(ヒル)・韮(ニラ)などをいう。

くさ-もの [0] 【草物】🔗🔉

くさ-もの [0] 【草物】 生け花で,草本や草花の総称。 →枝物

くさ-もみじ ―モミヂ [3] 【草紅葉】🔗🔉

くさ-もみじ ―モミヂ [3] 【草紅葉】 秋に草が色づくこと。草の紅葉。草の錦。[季]秋。

くさや [0]🔗🔉

くさや [0] ムロアジ類を開きにして,腸(ワタ)などを入れた塩分の強い汁につけてから干した干物。焼くと独特の臭みがある。伊豆諸島の特産。

くさや-もろ [3][0]🔗🔉

くさや-もろ [3][0] ムロアジ類の一種。全長40センチメートルに達する。体形は細長く,マアジよりやや丸みを帯びる。背面は青色,腹面は銀白色。くさやの干物にする。伊豆諸島以南に分布。クサヤムロ。

くさ-や [2] 【草矢】🔗🔉

くさ-や [2] 【草矢】 ススキ・チガヤ・スゲなどの葉の太い脈を矢柄とし,その両脇を矢羽根形に裂き,葉を指にはさんで投げ矢のように飛ばす遊び。[季]夏。《沼空へ高く放ちし―かな/池内たけし》

大辞林 ページ 142813