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くされ-あ・う ―アフ [4][0] 【腐れ合う】 (動ワ五[ハ四])🔗🔉

くされ-あ・う ―アフ [4][0] 【腐れ合う】 (動ワ五[ハ四]) 〔「腐れ」は「鏈れ」の意とも〕 男女が不倫な関係を結ぶ。くさりあう。くさりつく。「己(オレ)のやうな素一歩(スイチブ)と―・はうという料簡方だから/婦系図(鏡花)」

くさ-レダマ [3] 【草―】🔗🔉

くさ-レダマ [3] 【草―】 サクラソウ科の多年草。湿地に生える。高さ0.5〜1メートル。葉は披針形。夏から秋に,茎頂に大形の円錐花序を立て,多数の黄色の花をつける。マメ科のレダマに似るところからの名。黄連花。

くさ・れる [3] 【腐れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 くさ・る🔗🔉

くさ・れる [3] 【腐れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 くさ・る 腐敗する。くさる。「其処此処には―・れた,見るも情無い死骸が/武蔵野(美妙)」

くさ-わい ―ハヒ 【種】🔗🔉

くさ-わい ―ハヒ 【種】 (1)物事のたね。原因。「思ひ沈むべき―なきとき/源氏(梅枝)」 (2)種類。たぐい。「物の―はならびたれば/落窪 1」 (3)趣。面白み。「何の―もなくあはれげなるを/源氏(末摘花)」

くさ-わかば [3] 【草若葉】🔗🔉

くさ-わかば [3] 【草若葉】 萌(モ)え出た草の,若々しく伸びた葉。[季]春。

くさ-わき 【草別・草脇】🔗🔉

くさ-わき 【草別・草脇】 〔草を押し分けて行く所の意から〕 馬や鹿などの獣の胸先の部分。くさわけ。「馬の―・むながいづくし・太腹など/平家 8」

くさ-わけ [0] 【草分け】🔗🔉

くさ-わけ [0] 【草分け】 (1)草深い土地を切り開いて村や町の基礎をつくること。また,その人。くさきり。「この村の―」 (2)ある事を初めてすること。また,その人。創始者。「この業界では―に属する」 (3)「草別(クサワキ)」に同じ。

くさわけ-ごろも 【草分け衣】🔗🔉

くさわけ-ごろも 【草分け衣】 深い草を分けて行くときの着物。「狩人の―ほしもあへず/玉葉(秋上)」

くさ-わら [3] 【草藁】🔗🔉

くさ-わら [3] 【草藁】 馬などに食わせる草と藁。かいば。

く-さん [0] 【苦惨】🔗🔉

く-さん [0] 【苦惨】 苦しみみじめなこと。

クサンティッペ Xanthippe🔗🔉

クサンティッペ Xanthippe ソクラテスの妻。夫を理解せず常に夫をののしっていたといい,古来,悪妻とされる。

大辞林 ページ 142818