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くし-みたま 【奇し御魂】🔗🔉

くし-みたま 【奇し御魂】 霊妙な力をもった神霊。また,そのような精霊の宿っているもの。「神さびいます―/万葉 813」

くし-め [3][0] 【櫛目】🔗🔉

くし-め [3][0] 【櫛目】 櫛で梳(ス)いたとき,髪にのこるすじ目。

くしめ-もん-どき [6] 【櫛目文土器】🔗🔉

くしめ-もん-どき [6] 【櫛目文土器】 櫛の歯状の道具で文様をつけた土器の総称。ユーラシア大陸北部から朝鮮半島にかけて出土する新石器時代の土器に多い。

くじめ [0] 【久慈目】🔗🔉

くじめ [0] 【久慈目】 カサゴ目の海魚。全長約30センチメートル。体形はアイナメと似るが,側線が一本で,尾びれの後縁に丸みがある。体色は普通,暗褐色の地に淡色の小斑紋が散在する。食用。北海道南部以南の沿岸の岩礁や藻場にすむ。アブラコ。アブラメ。

く-じめ [3][0] 【句締め】🔗🔉

く-じめ [3][0] 【句締め】 点取り俳諧で,点者が巻末に付した批評と署名。

くしもと 【串本】🔗🔉

くしもと 【串本】 和歌山県西牟婁(ニシムロ)郡,紀伊半島南端にある町。沖合に大島がある。遠洋漁業基地。

くしもと-ぶし 【串本節】🔗🔉

くしもと-ぶし 【串本節】 串本地方の民謡で,花柳界の酒席の騒ぎ唄。江戸末期,関東地方の小念仏踊りが「おいとこそうだよ」となって伝わり,「おちゃやれ節」となって唄われていたものが,大正末期に現名に改められて流行した。

く-しゃ [1] 【句者】🔗🔉

く-しゃ [1] 【句者】 俳句の作者。また,俳句を上手に作る人。

くしゃ [1] 【倶舎】🔗🔉

くしゃ [1] 【倶舎】 〔仏〕 〔梵 koa「包含」の意〕 (1)「倶舎宗」の略。 (2)「倶舎論」の略。

くしゃ-しゅう 【倶舎宗】🔗🔉

くしゃ-しゅう 【倶舎宗】 南都六宗・日本八宗の一。主として倶舎論によりつつ,存在の本性を明らかにし,四諦(シタイ)に目覚めて無余涅槃(ムヨネハン)にはいることを説く。中国の真諦(シンダイ)・玄奘(ゲンジヨウ)が研究し,日本には,道昭・智通らが玄奘の漢訳を伝え,さらに行基・玄(ゲンボウ)らがこれを研究した。独立の宗門となるにいたらず,法相宗に付属されていた。毘曇(ビドン)宗。倶舎。

大辞林 ページ 142827