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くち-がる [0] 【口軽】 (名・形動)🔗🔉

くち-がる [0] 【口軽】 (名・形動) 軽々しくよくしゃべり,秘密などをすぐに人にもらす・こと(さま)。 ⇔口重(クチオモ) 「故(ワザ)と―に笑顔さへ粧(ツク)つて/くれの廿八日(魯庵)」

くち-がる・い [4][0] 【口軽い】 (形)[文]ク くちがる・し🔗🔉

くち-がる・い [4][0] 【口軽い】 (形)[文]ク くちがる・し (1)気軽な口調である。柔らかでなめらかな口調である。「お万が客は―・く/そめちがへ(鴎外)」 (2)軽々しくものを言う。秘密などをすぐ口外する。おしゃべりだ。「かうまでも洩らし聞ゆるも,かつはいと―・けれど/源氏(宿木)」

くち-がろ・し 【口軽し】 (形ク)🔗🔉

くち-がろ・し 【口軽し】 (形ク) 「くちがるい{(2)}」に同じ。「大方―・きものに成たれば/十訓 4」

くち-がわり ―ガハリ [3] 【口代(わ)り・口替(わ)り】🔗🔉

くち-がわり ―ガハリ [3] 【口代(わ)り・口替(わ)り】 〔「口取り肴(ザカナ)」の代わりの意〕 酒の肴として数種類の料理を少しずつ一皿に盛り合わせたもの。

くち-き 【口木】🔗🔉

くち-き 【口木】 「枚(バイ)」に同じ。「―を銜(クク)みて城(キ)を穿(ウガ)ちて/日本書紀(天武上訓)」

くち-き [0] 【朽(ち)木】🔗🔉

くち-き [0] 【朽(ち)木】 (1)枯れてくさった木。くされ木。くちた木。 (2)不遇のまま,空しく一生を終わる人の身の上のたとえ。

――は柱(ハシラ)にならぬ🔗🔉

――は柱(ハシラ)にならぬ 性根の腐った人間には重要な役は与えられないことのたとえ。

くちき-がき [0] 【朽(ち)木書き】🔗🔉

くちき-がき [0] 【朽(ち)木書き】 消し炭や焼き筆で下絵を書くこと。また,その下絵。

くちき-がた [0] 【朽(ち)木形】🔗🔉

くちき-がた [0] 【朽(ち)木形】 枯れて木目が浮き上がったような模様。几帳や壁代の文様に使われた。 朽ち木形 [図]

くちき-ざ [0] 【朽(ち)木座】🔗🔉

くちき-ざ [0] 【朽(ち)木座】 仏像の台座の一。朽ちた木の根を用いて,岩の形に作った台座。

くちき-ざくら [4] 【朽(ち)木桜】🔗🔉

くちき-ざくら [4] 【朽(ち)木桜】 枯れ朽ちた桜の木。「年古(フ)りまさる―/謡曲・熊野」

大辞林 ページ 142894