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くつ-がえ・す ―ガヘス [3][4] 【覆す】 (動サ五[四])🔗⭐🔉
くつ-がえ・す ―ガヘス [3][4] 【覆す】 (動サ五[四])
(1)上下を逆にする。ひっくりかえす。「大波が船を―・す」
(2)国・政権・体制などを打ち倒す。滅ぼす。「現体制を―・す」「臣又君を―・す/平家 3」
(3)それまでのことなどを否定し,全面的に改める。「定説を―・す」「有罪判決を―・す」
〔「覆る」に対する他動詞〕
[可能] くつがえせる
くつ-がえ・る ―ガヘル [3] 【覆る】 (動ラ五[四])🔗⭐🔉
くつ-がえ・る ―ガヘル [3] 【覆る】 (動ラ五[四])
(1)上下が逆になる。ひっくりかえる。「天地が―・るような大騒ぎ」
(2)国・政権などが打ち倒される。滅びる。「何百年も続いた王制が―・る」
(3)それまでのことが否定されて,全面的に改まる。「一審判決が―・る」
(4)動詞の連用形に付いて,その意味を強める。「監(ゲン)の命婦めで―・りて,もとめてやりけり/大和 22」
〔「覆す」に対する自動詞〕
くつかけ 【沓掛】🔗⭐🔉
くつかけ 【沓掛】
長野県軽井沢町中軽井沢の旧名。もと,中山道の宿駅。
くつ-がた [0] 【沓形・鵄尾】🔗⭐🔉
くつ-がた [0] 【沓形・鵄尾】
〔沓を立てた形に似ているのでいう〕
古代,瓦葺(カワラブ)きの宮殿や仏殿の棟の両端に取りつけた装飾。後世の鯱(シヤチホコ)・鬼瓦の原形。とびのお。鵄尾(シビ)。
くつ-がた [0] 【靴型・沓型】🔗⭐🔉
くつ-がた [0] 【靴型・沓型】
くつを作る際に用いる木型。
くつ-かぶり [3] 【沓冠】🔗⭐🔉
くつ-かぶり [3] 【沓冠】
〔「初め」と「終わり」の意。「くつかむり」「くつこうぶり」とも〕
折句の一種。
(1)和歌で,第一句の初めと第五句の終わりにあらかじめ定めた字を置いて詠む歌。折句沓冠。沓冠の折句。
(2)和歌で一〇文字の事物の名または語句を各句の初めと終わりにそれぞれ一字ずつ詠み込んだ歌。「よね(米)たまへぜに(銭)もほし」の一〇字を詠み込んで「〈よ〉もすず《し》 〈ね〉ざめのかり《ほ》 〈た〉まくら《も》 〈ま〉そでの秋《に》 〈へ〉だて無きか《ぜ》」とする類。沓冠折句。折句沓冠。
(3)雑俳の一種。七文字を題にして,上五文字と下五文字をつけるもの。
(4)謡曲で,初めと止めとを同一の調子で謡うこと。
大辞林 ページ 142913。