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くに-な 【国名】🔗🔉

くに-な 【国名】 中古,宮中女官や僧侶の呼び名として国名(コクメイ)をつけたもの。女官の場合,多く父や兄の任国をあてた。「和泉」「伊勢」の類。

くになが 【国永】🔗🔉

くになが 【国永】 平安中期,山城の刀工。京五条,また粟田口にも住む。兼永の子(弟とも)。本名一条弥太郎と伝える。名物「鶴丸」(御物)を作刀。

くになか-の-きみまろ 【国中公麻呂】🔗🔉

くになか-の-きみまろ 【国中公麻呂】 (?-774) 奈良時代の仏師。百済(クダラ)からの渡来人の子孫。東大寺大仏造立に貢献。国中連(ムラジ)姓を賜る。造東大寺司次官。

くに-なまり [3] 【国訛り】🔗🔉

くに-なまり [3] 【国訛り】 その地方特有の発音の訛りや単語・語法など。生まれ故郷の言葉。田舎なまり。方言。

くにのあゆみ🔗🔉

くにのあゆみ 第二次大戦後はじめて文部省から出された国民学校用の国定歴史教科書。天皇中心の軍国主義的な記述から,科学的・民主的な記述への転換がはかられた。上下二冊。1946年(昭和21)出版。

くに-の-あるじ 【国の主】🔗🔉

くに-の-あるじ 【国の主】 (1)一国の支配者。天子。君主。 (2)封国の統治者。国守。大名。諸侯。

くに-の-おや 【国の親】🔗🔉

くに-の-おや 【国の親】 (1)天皇。また,太上天皇をいう語。「―となりて/源氏(桐壺)」 (2)皇后。また,天皇の生母をいう語。国母(コクモ)。「かく―ともて騒がれたまひ/紫式部日記」

くに-の-かみ 【国の守】🔗🔉

くに-の-かみ 【国の守】 (1)国司の長官。くにのつかさ。「―,いつきの宮のかみかけたる,狩の使ありと聞きて/伊勢 69」 (2)近世,大身の大名のこと。国主(コクシユ)大名。「―の奥方こそ自由に花麗なれ/浮世草子・一代女 3」

くに-の-つかさ 【国の司】🔗🔉

くに-の-つかさ 【国の司】 「国の守(カミ)」に同じ。

くにのとこたち-の-みこと 【国常立尊】🔗🔉

くにのとこたち-の-みこと 【国常立尊】 記紀神話の神。日本書紀は天地開闢(カイビヤク)の最初に出現した国土生成の中心的神として位置づける。古事記では第六番目に出現した神。国常立神。国底立尊(クニノソコタチノミコト)。

大辞林 ページ 142941