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くね・る [2] (動ラ五[四])🔗🔉

くね・る [2] (動ラ五[四]) (1)何度も折れ曲がる。「林の中を―・って流れる小川」「まがり―・る」 (2)体をよじる。「背筋を―・つて/歌行灯(鏡花)」 (3)ひがんだような態度を見せる。すねる。「なほ年のはじめに,腹立ちなそめそ,など言へば,少しは―・りて/蜻蛉(中)」 (4)恨み言を言う。愚痴をこぼす。「をみなへしのひとときを―・るにも,歌を言ひてぞ,慰めける/古今(仮名序)」

くねん-しゅ 【九年酒】🔗🔉

くねん-しゅ 【九年酒】 (1)九年も寝かせておいた,やや濃くなった古酒。「―のつまり肴の座禅豆外に本来一物もなし/四方のあか」 (2)行灯(アンドン)の油。「下皿の―で下女夜なべなり/柳多留 77」

くねん-ぼ [0] 【九年母】🔗🔉

くねん-ぼ [0] 【九年母】 ミカン科の常緑低木。インドシナ原産。葉はミカンに似るがやや大きい。果実は球形で秋にオレンジ色に熟す。果皮は厚く,果肉は香りと酸味が強い。香橘(コウキツ)。[季]秋。

く-の-いち [2] 【くノ一】🔗🔉

く-の-いち [2] 【くノ一】 〔「女」の字を分解すると「く」「ノ」「一」になることから〕 女忍者。また,女のこと。

く-のう [0][1] 【功能】🔗🔉

く-のう [0][1] 【功能】 〔「く」は呉音〕 〔仏〕 はたらき。効能。

く-のう ―ナウ [0][1] 【苦悩】 (名)スル🔗🔉

く-のう ―ナウ [0][1] 【苦悩】 (名)スル あれこれと苦しみ,悩むこと。「顔に―の色がにじむ」「近所の者も三四人で―する枕元に/土(節)」

くのう-ざん 【久能山】🔗🔉

くのう-ざん 【久能山】 静岡市南東部,有度(ウド)山の南麓にある山。山上に徳川家康をまつる東照宮がある。南斜面で石垣イチゴを栽培。

くのえ-こう ―カウ 【薫衣香】🔗🔉

くのえ-こう ―カウ 【薫衣香】 衣服にたきしめるための香。貝香・丁子(チヨウジ)香・沈香(ジンコウ)・麝香(ジヤコウ)・白檀(ビヤクダン)香などを調合した練り香。くぬえこう。くんえこう。

クノー Raymond Queneau🔗🔉

クノー Raymond Queneau (1903-1976) フランスの小説家・詩人。小説形式や技法,言語への意識的取り組みなどの先駆性により評価される。小説「はまむぎ」「地下鉄のザジ」など。

大辞林 ページ 142948