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くまぐま・し 【隈隈し】 (形シク)🔗⭐🔉
くまぐま・し 【隈隈し】 (形シク)
(1)物かげや暗がりが多い。かくれてよく見えない。「いたく―・しき谷なり/出雲風土記」
(2)心に隠しだてをしているようだ。「なにごとかは侍らむ。―・しくおぼしなすこそ苦しけれ/源氏(梅枝)」
くまげ 【熊毛】🔗⭐🔉
くまげ 【熊毛】
山口県南東部,熊毛郡の町。旧山陽道の宿駅。東部の三丘(ミツオ)に弥生集落跡や三丘温泉がある。北部の八代はツルの飛来地。
くま-げら [0] 【熊啄木鳥】🔗⭐🔉
くま-げら [0] 【熊啄木鳥】
キツツキ目キツツキ科の鳥。全長45センチメートルほど。全身が黒く,雄は頭部が鮮紅色。針広混交林にすみ,大木に巣穴を掘る。ヨーロッパからアジア北部にかけて分布し,日本では北海道・東北地方に生息。天然記念物。
くまこう-はちこう [3]-[3] 【熊公八公】🔗⭐🔉
くまこう-はちこう [3]-[3] 【熊公八公】
〔東京落語に登場する庶民の典型の二人の名から〕
どこにでもいる,一般的な人。熊さん八つあん。
くまさか 【熊坂】🔗⭐🔉
くまさか 【熊坂】
(1)姓氏の一。
(2)熊坂長範(チヨウハン)のこと。
(3)能の一。五番目物。牛若丸に討たれた熊坂長範を描いたもの。
くまさか-がい ―ガヒ [4] 【熊坂貝】🔗⭐🔉
くまさか-がい ―ガヒ [4] 【熊坂貝】
海産の巻貝。貝殻は低い円錐形で,直径7センチメートル内外。貝殻に他の貝殻や小石をつけているのを,熊坂長範が七つ道具を背負った姿に見立てていう。房総半島以南に分布。
くまさか-ずきん ―ヅ― [5][6] 【熊坂頭巾】🔗⭐🔉
くまさか-ずきん ―ヅ― [5][6] 【熊坂頭巾】
⇒長範頭巾(チヨウハンズキン)
くまさか-たいしゅう ―タイシウ 【熊坂台州】🔗⭐🔉
くまさか-たいしゅう ―タイシウ 【熊坂台州】
(1739-1803) 江戸中期の儒者・漢詩人。陸奥(ムツ)の人。「西遊紀行」などのほか狂詩文「魚籃先生春遊記」をのこす。
くまさか-ちょうはん ―チヤウハン 【熊坂長範】🔗⭐🔉
くまさか-ちょうはん ―チヤウハン 【熊坂長範】
平安末期の伝説的な盗賊。奥州に赴く金売吉次を美濃国赤坂の宿に襲い,かえって牛若丸に討たれたという。謡曲「熊坂」「烏帽子折」ほかにみえる。
大辞林 ページ 142969。