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くも-ぎれ [0] 【雲切れ】🔗🔉

くも-ぎれ [0] 【雲切れ】 雲の絶え間。雲のはれ間。「―を見付けた其嬉しさ/戸隠山紀行(美妙)」

くも-けぶり [1] 【雲煙】🔗🔉

くも-けぶり [1] 【雲煙】 (1)雲と煙。 (2)荼毘(ダビ)の煙。

――とな・す🔗🔉

――とな・す 荼毘(ダビ)に付す。火葬にする。「泣く泣くとかくの沙汰などして,はかなく―・しつ/発心 5」

――とな・る🔗🔉

――とな・る 死んで火葬の煙となる。「―・らせ給はむは,あさましながらも/栄花(嶺の月)」

くも-ざる [0] 【蜘蛛猿】🔗🔉

くも-ざる [0] 【蜘蛛猿】 オマキザル科の哺乳類。体長約50センチメートル。尾は体長より長い。胴は短く,四肢が細長くてクモの足を思わせる。体色は黒色・黄灰色など。樹上生活をし,果実などを食う。中南米の熱帯林にすむ。

くも-じ ―ヂ [2][0] 【雲路】🔗🔉

くも-じ ―ヂ [2][0] 【雲路】 空中のみち。鳥や月などの通るみち。雲居路。

く-もじ 【く文字】🔗🔉

く-もじ 【く文字】 〔女房詞〕 (1)〔「くき(茎)」の文字詞〕 菜などの漬物。 (2)〔「くわんぎよ(還御)」の文字詞〕 還御(カンギヨ)。 (3)〔「くこん(九献)」の文字詞〕 酒。また,酒盛り。「まきにて御―あり/御湯殿上(慶長三)」

くも-しょうじ ―シヤウジ [3] 【雲障子】🔗🔉

くも-しょうじ ―シヤウジ [3] 【雲障子】 雨戸の上や縁側の欄間に入れる横長の障子。

くも-すき 【雲透き】🔗🔉

くも-すき 【雲透き】 薄雲を透かすこと。また,薄雲をとおしてくるようなほの暗い光。「―に見奉りけるに,物の具・事がら尋常なり/平治(中)」

くも-すけ [2] 【雲助】🔗🔉

くも-すけ [2] 【雲助】 〔定まった住所がなく雲のようにあちこちをさまよっているからとも,また,網を張って客を待つのが蜘蛛(クモ)のようであるからともいう〕 江戸時代,宿場や街道で駕籠舁(カゴカ)きや荷物運搬などに従った人夫。人の弱みにつけこむ,たちの悪い者が多かったところから,無頼の者たちのことをもいう。

くもすけ-うた [4] 【雲助唄】🔗🔉

くもすけ-うた [4] 【雲助唄】 江戸時代,雲助が駕籠(カゴ)や荷物を担いでいく際に唄った唄。長持唄もその一種。

大辞林 ページ 142997