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くら-もと [0] 【蔵元・倉本】🔗⭐🔉
くら-もと [0] 【蔵元・倉本】
(1)酒・醤油などの醸造元。造り酒屋。
(2)荘園の年貢を収める倉庫を管理する者。
(3)室町時代,質屋を営んだ者。
(4)江戸時代,大坂などにおかれた蔵屋敷に出入りし,蔵物の出納をつかさどった商人。掛け屋を兼ねる者も多かった。
くら-もの 【暗者・闇者】🔗⭐🔉
くら-もの 【暗者・闇者】
(1)「暗者女(クラモノオンナ)」に同じ。
(2)にせもの。いかさまもの。[人倫訓蒙図彙]
くらもの-おんな ―ヲンナ 【暗者女】🔗⭐🔉
くらもの-おんな ―ヲンナ 【暗者女】
江戸時代,暗屋(クラヤ)で売春した私娼。くらもの。「いづれも世間をしのぶ―といへり/浮世草子・一代女 6」
くら-もの 【蔵物】🔗⭐🔉
くら-もの 【蔵物】
江戸時代,諸藩が江戸や大坂の蔵屋敷に送って売り払う物産。
→納屋(ナヤ)物
くら-や 【暗屋】🔗⭐🔉
くら-や 【暗屋】
隠れて売春婦をおく下級の娼家。くらやど。「風呂や茶や―あり/浮世草子・元禄太平記」
くら-やく 【倉役】🔗⭐🔉
くら-やく 【倉役】
室町幕府が土倉(ドソウ)に課した税。幕府の重要財源の一。土倉役。土倉懸銭。
→酒屋役
くら-やくにん [3] 【蔵役人】🔗⭐🔉
くら-やくにん [3] 【蔵役人】
蔵屋敷に勤めて蔵米・蔵物の出納をつかさどる各藩の役人。
くら-やしき [3] 【蔵屋敷】🔗⭐🔉
くら-やしき [3] 【蔵屋敷】
江戸時代,諸大名が年貢米や特産物を売りさばくために江戸・大坂・大津などに設けた,倉庫と取引所を兼ねた屋敷。特に,大坂に集中した。
くら-やど 【暗宿】🔗⭐🔉
くら-やど 【暗宿】
「暗屋(クラヤ)」に同じ。「爰(ココ)はと友どちにきけば,洛中の―なり/浮世草子・一代男 2」
くら-やど 【蔵宿】🔗⭐🔉
くら-やど 【蔵宿】
(1)料金を取って品物を保管しておく所。
(2)江戸浅草蔵前に住んだ札差(フダサシ)。また,その店舗。
(3)大坂の納め宿の別名。
くらやど-し 【蔵宿師】🔗⭐🔉
くらやど-し 【蔵宿師】
江戸時代,旗本や武士などの依頼を受けて,蔵宿{(2)}と借金の交渉を行うことを業とした者。弁舌・気力にたけた浪人などがなり,蔵宿側は折衝役をおいてこれに対抗した。
大辞林 ページ 143044。