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くわ・える クハヘル [0][3] 【加える】 (動ア下一)[文]ハ下二 くは・ふ🔗🔉

くわ・える クハヘル [0][3] 【加える】 (動ア下一)[文]ハ下二 くは・ふ (1)すでにある物に,さらに足し合わせて,その数・量・程度を増す。足してふやす。「三に二を―・えると五になる」「スピードを―・える」「大雨に―・えて風まで吹いてきた」「政局はますます混迷の度を―・えた」 (2)仲間にいれる。参加させる。「メンバーに―・える」 (3)ある作用を他に及ぼす。あたえる。「人に危害を―・える」「敵の陣地に攻撃を―・える」「治療を―・える」「神人等責められ佗びて判を―・へてけり/今昔 31」 〔「加わる」に対する他動詞〕

くわ・える クハヘル [0][3] 【銜える・咥える】 (動ア下一)[文]ハ下二 くは・ふ🔗🔉

くわ・える クハヘル [0][3] 【銜える・咥える】 (動ア下一)[文]ハ下二 くは・ふ (1)歯や唇にはさんで支える。「犬が靴を―・えて行く」「指を―・えて見ている」 (2)従える。伴う。「気に入らいで去なした嫁…よう―・へて戻つたな/浄瑠璃・宵庚申(下)」

くわ-か クハクワ [0] 【桑科】🔗🔉

くわ-か クハクワ [0] 【桑科】 双子葉植物の一科。熱帯を中心に世界に五五属,一四〇〇種が分布。多く木本で,集合果を結ぶ。コウゾ・カジノキなどは和紙原料となるほか,クワ・カカツガユ・イチジク・インドゴムノキなど有用種が多い。

くわ-がた クハ― [0] 【鍬形】🔗🔉

くわ-がた クハ― [0] 【鍬形】 (1)〔古代鍬の形に似ているからとも,また,先端の形状が慈姑(クワイ)の葉に似ているからともいう〕 兜(カブト)の前立物(マエダテモノ)の一。眉庇(マビサシ)につけた台に,金銅(コンドウ)・銀銅・練り革などで作った二枚の板を挿して,角(ツノ)状に立てたもの。平安時代から行われた。 →兜 (2)クワガタムシの略。 (3)家紋の一。{(1)}を図案化したもの。紀伊徳川家の家紋。 鍬形(3) [図]

くわがた-いし クハ― [4] 【鍬形石】🔗🔉

くわがた-いし クハ― [4] 【鍬形石】 古墳時代前期に用いられた,碧玉(ヘキギヨク)製の台形の腕輪。上半部に楕円形の穴があり,下半部は扁平(ヘンペイ)な鍬の刃の形をしている。 鍬形石 [図]

大辞林 ページ 143171