複数辞典一括検索+

くわせ-もの クハセ― [0][5] 【食わせ物・食わせ者】🔗🔉

くわせ-もの クハセ― [0][5] 【食わせ物・食わせ者】 (1)一見立派だが実はいい加減なもの。いかさまもの。にせもの。 (2)うわべからだけでは判断できない,油断のならない者。「あの男はおとなしそうだが,とんだ―だ」

くわ・せる クハセル [3] 【食わせる】 (動サ下一)[文]サ下二 くは・す🔗🔉

くわ・せる クハセル [3] 【食わせる】 (動サ下一)[文]サ下二 くは・す (1)食物などを食べさせる。「食べさせる」よりもぞんざいな言い方。「うまい飯を―・せてやるよ」「何かうまい物を―・せろ」 (2)養う。扶養する。「今の稼ぎでは家族を―・せるのがやっとだ」 (3)人に攻撃を与える。こうむらせる。「びんたを―・せる」「肘鉄砲を―・せる」 (4)だます。あざむく。「あいつに一杯―・せてやる」 (5)口にくわえさせる。「御巻数(カンジユ)鶴に―・せて洲浜に立てたりけり/拾遺(賀詞)」

くわ-ぞめ クハ― [0] 【桑染(め)】🔗🔉

くわ-ぞめ クハ― [0] 【桑染(め)】 桑の樹皮の煎汁で,灰汁を媒染として淡黄色に染めること。また,その色。

くわぞめ-たび クハ― 【桑染(め)足袋】🔗🔉

くわぞめ-たび クハ― 【桑染(め)足袋】 淡黄色に染めた足袋。貞享・元禄(1684-1704)頃の伊達者(ダテシヤ)が用いた。

クワタ [1][0]🔗🔉

クワタ [1][0] 〔quadから〕 活字組版の込め物の一。行末のあきや空白の行を埋めるのに用いる。和文では全角より大きいもの,欧文では全角の半分より大きいものをいう。 →スペース

くわた クハタ 【桑田】🔗🔉

くわた クハタ 【桑田】 姓氏の一。

くわた-よしなり クハタ― 【桑田義備】🔗🔉

くわた-よしなり クハタ― 【桑田義備】 (1882-1981) 植物学者。大阪生まれ。京大教授。植物の核分裂を研究し,染色体の螺旋(ラセン)構造説を提出した。著「染色体の構造」「核分裂の進化」

くわだ・つ クハダツ 【企つ】 (動タ下二)🔗🔉

くわだ・つ クハダツ 【企つ】 (動タ下二) ⇒くわだてる

くわだて クハダテ [0][4] 【企て】🔗🔉

くわだて クハダテ [0][4] 【企て】 くわだてること。また,くわだてたこと。もくろみ。計画。

くわだ・てる クハダテル [4] 【企てる】 (動タ下一)[文]タ下二 くはだ・つ🔗🔉

くわだ・てる クハダテル [4] 【企てる】 (動タ下一)[文]タ下二 くはだ・つ 〔「くはびら立つ」の略。室町時代までは「くはたつ」と清音〕 (1)事を始める前に,その手順を考えたり,整えたりする。もくろむ。たくらむ。企図する。計画する。「世界一周を―・てる」「新しい分野への進出を―・てる」「謀反を―・てる」 (2)足をつまだてる。「常に一の足を―・てたまへり/金光明最勝王経(平安初期点)」

大辞林 ページ 143175