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――の過ちは日月(ジツゲツ)の食(シヨク)の如(ゴト)し🔗🔉

――の過ちは日月(ジツゲツ)の食(シヨク)の如(ゴト)し 〔論語(子張)〕 君子は過ちを犯すことがあっても,日食や月食のように,一時のことであって,すぐにもとの徳性にかえるということ。

――の九思(キユウシ)🔗🔉

――の九思(キユウシ) 〔論語(季氏)〕 君子が常に心がけるべき九つの事柄。視は明を,聴は聡(ソウ)を,色は温を,貌(カタチ)は恭を,言は忠を,事は敬を,疑は問を,忿(イカリ)は難を思い,得るを見ては義を思うこと。

――の三畏(サンイ)🔗🔉

――の三畏(サンイ) 〔論語(季氏)〕 君子がおそれる三つのもの。天命と大人(タイジン)と,聖人の言葉。

――の三楽(サンラク)🔗🔉

――の三楽(サンラク) 〔孟子(尽心上)〕 君子の三つの楽しみ。父母兄弟が無事なこと,天にも地にも人にも恥じるところのないこと,天下の英才を教育すること。

――の徳は風(カゼ)🔗🔉

――の徳は風(カゼ) 〔論語(顔淵)〕 風が草をなびかせるように,君子は徳によって人々をなびかせ教化するということ。

――の=交わり(=交(コウ))は淡(アワ)きこと水の如(ゴト)し🔗🔉

――の=交わり(=交(コウ))は淡(アワ)きこと水の如(ゴト)し 〔荘子(山木)〕 君子は人と交わるのにさっぱりしていて,その友情は永久に変わることがない。

――は危(アヤウ)きに近寄らず🔗🔉

――は危(アヤウ)きに近寄らず 〔春秋公羊伝(襄公二十九年)〕 君子は身を慎み守り,危険なことははじめから避ける。

――は器(キ)ならず🔗🔉

――は器(キ)ならず 〔論語(為政)〕 器は用途が限られているが,君子は一技一芸だけにかたよることはない。

――は三端(サンタン)を避(サ)く🔗🔉

――は三端(サンタン)を避(サ)く 〔韓詩外伝〕 君子は,文士の筆端,武士の鋒端(ホウタン),弁士の舌端(ゼツタン)を避けて身を守る。つまり,筆・武器・弁舌で人と争うことを好まない。

――は周(シユウ)して比(ヒ)せず小人は比して周せず🔗🔉

――は周(シユウ)して比(ヒ)せず小人は比して周せず 〔論語(為政)「周」はあまねく及ぶさま,「比」はべたべたくっつくさま〕 君子は広くかたよらずに人と親しむが,小人は小さなかたよった党派を作りがちである。

大辞林 ページ 143188