ぐんじ-そうさい [4] 【軍事総裁】 1868年（慶応4）の鳥羽・伏見の戦いの際，臨時に置かれた薩長側の征討官。

ぐんじ-そうさいしょく [6] 【軍事総裁職】 1864年の第一次長州征伐の際に置かれた幕府の軍事司令官。

ぐんじ-たんてい [4] 【軍事探偵】 外国の軍事上の秘密を探ること。また，その人。

ぐんじ-どうめい [4] 【軍事同盟】 二国またはそれ以上の国の間で結ばれる，軍事に関する同盟。

ぐんじ-ひ [3] 【軍事費】 軍備維持・戦争遂行などのために支出される国家経費。軍費。国防費。

ぐんじ-ふうさ [4] 【軍事封鎖】 戦時，敵国や敵国占領地の沿岸・港湾・河口などの交通・輸送を武力で断ち切ること。

ぐんじ-ゆうびん ―イウ― [4] 【軍事郵便】 出征中の軍隊・艦艇・軍人・軍属などと本国の人との間に取り交わされる郵便物。戦時郵便。

ぐんじ-りょく [3] 【軍事力】 軍隊・兵器・軍事施設など戦争に必要なものの能力。

ぐん-じ [1] 【郡司】 （１）律令制で，国司の下にあって郡を統治した地方官。大領（長官）・少領（次官）・主政・主帳の総称。こおりのつかさ。 （２）特に，大領・少領の称。

ぐんじ-めし 【郡司召】 平安時代，郡司（大領・少領のみ）補任の儀式。

ぐんじ 【郡司】 姓氏の一。

ぐんじ-しげただ 【郡司成忠】 (1860-1924) 北方探検家。幸田露伴の兄。東京生まれ。1893年（明治26），白瀬矗(ノブ)らと報効義会を結成し，北方の防備・開拓のため千島の占守(シユムシユ)島へ上陸。日露戦争後，義勇艦隊を組織。

ぐんじ グンヂ [1] 【軍持】 〔梵 kuik〕 （１）〔仏〕 観音・僧尼などの持つ水瓶(スイビヨウ)。 （２）花瓶(カビン)。瓶(カメ)。「尋常の寒梅樹折て―に上れば/太平記 37」