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け-ころ 【蹴転】🔗⭐🔉
け-ころ 【蹴転】
「けころばし」に同じ。「かさの,とやしげ,しお花,―めいたる拵にて/歌舞伎・時桔梗」
け-ころばし 【蹴転ばし】🔗⭐🔉
け-ころばし 【蹴転ばし】
江戸時代中期,江戸の下谷・浅草あたりにいた素人風の私娼。けころ。蹴倒し。「―ごみも無いのにはいて居る/柳多留 7」
け-ころば・す [4] 【蹴転ばす】 (動サ四)🔗⭐🔉
け-ころば・す [4] 【蹴転ばす】 (動サ四)
けって倒す。けってひっくりかえす。「踏んぞろばいても―・いても/松の葉」
け-ごろも [2] 【毛衣・裘】🔗⭐🔉
け-ごろも [2] 【毛衣・裘】
(1)毛皮で作った衣服。かわごろも。また,獣の毛皮。[季]冬。
(2)鳥の羽毛。また,鳥の羽毛で作った衣服。羽衣。
け-ごろも 【褻衣】🔗⭐🔉
け-ごろも 【褻衣】
平常着る服。ふだん着。「あすよりは,朱(アケ)の衣を―にせむ/神楽歌」
けごろも-を 【褻衣を】 (枕詞)🔗⭐🔉
けごろも-を 【褻衣を】 (枕詞)
ふだん着を洗うため解くことから,同音の「時」にかかる。「―時かたまけて出でましし/万葉 191」
け-ごん [0] 【華厳】🔗⭐🔉
け-ごん [0] 【華厳】
(1)「華厳経」の略。
(2)「華厳宗」の略。
けごん-いん ―
ン 【華厳院】🔗⭐🔉
けごん-いん ―
ン 【華厳院】
仁和寺の別院の寺。
ン 【華厳院】
仁和寺の別院の寺。
けごん-え ―
 [2] 【華厳会】🔗⭐🔉
けごん-え ―
 [2] 【華厳会】
華厳経を読誦(ドクジユ)する法会(ホウエ)。特に,旧暦三月一四日に奈良の東大寺で行われるものをいう。
 [2] 【華厳会】
華厳経を読誦(ドクジユ)する法会(ホウエ)。特に,旧暦三月一四日に奈良の東大寺で行われるものをいう。
けごん-ぎょう ―ギヤウ 【華厳経】🔗⭐🔉
けごん-ぎょう ―ギヤウ 【華厳経】
大乗経典の一つで,華厳宗所依(シヨエ)の経典。漢訳に,東晋(トウシン)の仏駄跋陀羅(ブツダバツダラ)訳(旧訳華厳経,六〇巻),唐の実叉難陀(ジツシヤナンダ)訳(新訳華厳経,八〇巻),唐の般若(ハンニヤ)訳(貞元経,四〇巻)の三つがある。世界を毘盧遮那仏(ビルシヤナブツ)の顕現として,一塵(イチジン)の中に全世界が宿り,一瞬の中に永遠があるという。一即一切,一切即一の世界観を説く。また,入法界品の善財童子が五三人の善知識を訪ねる物語は,東海道五十三次など各分野に影響を与えた。
大辞林 ページ 143355。