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けし-ふん [0] 【消し粉】🔗🔉

けし-ふん [0] 【消し粉】 金銀の箔(ハク)を膠(ニカワ)あるいは水飴と混ぜて乾かし,もんで粉末にしたもの。日用品の蒔絵(マキエ)に用いる。

けしふん-まきえ ― [5][6] 【消し粉蒔絵】🔗🔉

けしふん-まきえ [5][6] 【消し粉蒔絵】 蒔絵の一種。漆(ウルシ)で模様を描いた上に消し粉をつけて乾燥させた簡単な蒔絵。安価で簡単な技法なので日用雑貨用品に多く用いる。消し蒔絵。消し粉蒔立(マキタテ)。

けし-ぼうず ―バウズ [3] 【芥子坊主】🔗🔉

けし-ぼうず ―バウズ [3] 【芥子坊主】 (1)ケシの果実。径4〜5センチメートルの球形で表面は平滑。上部に菊座状のふくらみがある。熟すると上部の穴から多数の細かい種子を出す。芥子の実。[季]夏。 (2)頭髪をまん中だけ残して周囲を剃(ソ)り落とした乳幼児の髪形。けしぼん。芥子坊。おけし。けし。 芥子坊主(2) [図]

けし-ぼん [0] 【芥子本】🔗🔉

けし-ぼん [0] 【芥子本】 「豆本」に同じ。特に,江戸時代の小形の版本。

けし-まく [0] 【消し幕】🔗🔉

けし-まく [0] 【消し幕】 歌舞伎で,舞台上で死んだ役の俳優を,途中で退場させるときに用いる幕。後見が黒または赤幕を広げて持ち,俳優をかくしながら,共に移動して退場させる。

けし-むらさき [4] 【滅紫】🔗🔉

けし-むらさき [4] 【滅紫】 染め色の一。くすんだ紫色。めっし。

けじめ ケヂメ [0][3]🔗🔉

けじめ ケヂメ [0][3] (1)あるものと他のものとの相違。区別。差別。「善悪の―」 (2)道徳や社会的規範に従って言動に表す区別。言動における節度。「公私の―」「師弟の―」 (3)次第に移り変わってゆく物事の,前とあとのちがい。「うちつぎて,世の中のまつりごとなど,殊にかはる―もなかりけり/源氏(若菜下)」 (4)隔て。しきり。「こなたかなた御几帳ばかりを―にて/源氏(若菜下)」

――を食・う🔗🔉

――を食・う 人から差別される。ばかにされる。「汝等に―・ふ様な,そんな二才ぢやあねえぞ/歌舞伎・三人吉三」

――を付・ける🔗🔉

――を付・ける (1)区別をはっきりさせる。 (2)過失や非難に対して,明白なかたちで責任をとる。

げ-しゃ [1] 【下車】 (名)スル🔗🔉

げ-しゃ [1] 【下車】 (名)スル 汽車・電車などから下りること。また,下りて駅の改札口から外へ出ること。 ⇔乗車 「途中の駅で―する」「途中―」

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